太る体質、痩せる体質というのは、あるのか??
 
 
今回は、体質についてのお話です。
 
体質というと、どんなことを想像しますか?
 
遺伝や血液などを思い浮かべるかしら?
 
実は、遺伝子が体質を作るわけではないのです。
 
 
「体質」というのは、
 
持って生まれた資質のようなもの。
 
そういう観点でいえば、「こういう状態になり易い体」という特徴がある、
それを、体質と呼ぶ事はできます。
 
 
ですが、
 
実は、 太る・痩せる は、
 
遺伝子や体質が決めるものではありません。
 
 
厳密には、
 
太る体質、痩せる体質があるのではなく、
 
太る体の状態、
 
痩せる体の状態、
 
という体内の状態が存在しているにすぎません。
 
 
 
 
なので、痩せる体質や太る体質というのは、
 
一般論が作り出した幻想。ともいえます。
 
比喩的に体質という言葉を使って説明されるものは、
昔から、たくさん存在しますけれどね。
 
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細胞たちには、近隣の細胞と共存、共生するための
アンテナのような、連絡網のようなものを持っています。
 
なぜかというと、体内は、非常に綺麗好きで、
綺麗な状態を常に保てる努力をするのです。
 
これを人は「自然治癒力」などと呼ぶこともあります。
自然治癒力しかり、体質しかり、基本は、体の中のお掃除機能なのです。
 
単純ですが、深いのです。
 
その人の体内がどのような環境で、
お掃除機能がどのような状態で働いているか?によって、
その人の持つ、現状の体の状態、
目に見える、知覚できる体の具合というのは変わります。
 
 
 
夏や冬は、体にとっても消耗戦です。
 
冬は、溜め込み、守りに入る季節ですが、
夏は、攻撃性や行動力がパワーアップする季節です。
 
これには、気温も関係しているのですよ♬
気温によって、体内で溶け出る成分が、
攻撃性や興奮状態を生むことがわかっています。
 
いつでも夏は開放的で少々攻撃的な雰囲気がそこかしこに散りばめられますけれど、
それは、本当にそうなのです。
雰囲気だけの問題じゃあないのです。
体の中が、そういうふうに変化するし、
そういう変化を起こす物質が体内に溶け出ているのです。
 
 
で。何が言いたいか?といいますと、
 
太る体質、痩せる体質があるわけではなく、
 
あるのは、ただ、体内の状態がどうであるか?ということ。
 
太る体質というのは、(太る体の状態、ということですね)
代謝の経路が緊急事態に陥っていて、
浪費と消耗、毒素と老廃物の増える状態です。
そして、体内に余計なゴミがたくさんある状態の体です。
 
痩せる体質というのは、
代謝の経路が良好で、本来のエネルギー源である「糖」を、
完全燃焼させて水と二酸化炭素を体内で循環できていて、
非常に効率が良く、
体内に余計なゴミが少なく、綺麗な状態の体です。
 
この二つの状態を、体内環境としてくくる場合もありますし、
一般でいう「体質改善」ということで、改善をしていく場合もあります。
アーユルベーダや、東洋医学、中医学などでも、さまざまな現状の体の状態を、
いろいろな体質という言葉で説明し、
それを、痩せる体の状態(健康な状態)にするためにいろいろなアドバイスをしていきます。
 
世の中の健康になる知識というのは、
大元のところで、からなず繋がっています。
なぜなら、人間の体の仕組みというのは何万年も変わらず同じように機能していて、
体は嘘をつけない、それ以外の仕組みでは働けないからです。
 
いろいろな食養生や、健康のための知識すべてを、
俯瞰して、より高い位置から眺められる視点を持つと、
あらゆる知識を、自分の体のために本当に必要で有用なものを
選べるようになります。
 
そういう目と知識が、これからの私たちの健康を支えるものになると確信しています。
 
 
 
この健康の舵取り、
梅雨の時期だからできることも、実はあります。
 
 
梅雨の時期は、菌類の活動が盛んになります。
体内の菌類も例外ではございません。
 
人の体の中は、細胞という一つ一つの連なりでもあり、
多種多様な菌類との共生関係でもあります。
 
そのため、
この時期には風邪をこじらせやすかったり、
その他の感染症や食中毒などの可能性も出てきますが、
 
反対に、菌との共生関係を、
より良好なものへとパワーアップさせてくれるという
良い面も同時に持っている季節です。
 
 
植物や生物の多く住む家庭菜園や、
森や山の中の土に触れる機会などあれば、
ぜひ触れ合ってください。
 
これは、「菌の多様性」こそが、
体内の菌のバランスを良好にするための鍵だからです。
 
そして、最も多様性に富んだ菌を保有しているのが、
植物の適度に育つ環境である「土」なのです。
土壌菌が最も多様性に富んでいるのです。
 
人工的な砂場ではなく、自然の中、代々続く畑や田んぼ、山や川、
そういった自然環境の中で、常に切磋琢磨しながら育っている菌たちに
触れる事が大事なのです。
 
 
裸足で大地の上に立つ機会があるときは是非、裸足で立ってください。
 
菌活にもなり、
アーシングで電気エネルギーの異常もクリアになります。
 
地球には磁力があり、北極と南極があります。
磁気を帯びています。
人間一人の発する電気エネルギーよりもはるかに大きな磁力です。
 
人間の生命活動では「電気エネルギー」が発生し、
これが滞るといろいろな障害が出てきます。
これを一気に解決してくれるのが、
地球の磁力です。
ぜひ、裸足で、潤った大地に、足を下ろしてみてくださいね。
 
 
全ては体内活動に繋がっていますから、
それらが「痩せる」につながるのは必然です^^)V
 
この世は全てひとつながりの命の輪です。
 
自分もその中の一つであり、
自分の生命の内側にも、
壮大なひとつながりの命の輪が存在しているということに
気づいて意識するだけでも、
 
より寛大に、よりリラックスして、
より充実感を持って、人生を楽しめるはずですよ^^)