こんにちは!

 

米農家の娘です。

ヘルシーボディトレーナー中原由美です。

 

前回、

 

オーガニックってどゆこと?NO.1

 

にて、

 

「オーガニック」それ自体には、

 

「有機的な」くらいの意味しかないのよねって話をしました。

 

でも、

 

この「有機的な」ということ自体が、

 

とても大事だと私は考えています。

 

 

 

 

オーガニックとうたっていたら、安全で、安心で、体にも地球にも優しい。

 

ってわけではない!という日本の現状もお伝えしました。

 

 

 

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完全有機無農薬栽培と明記してくれていてるもの。

 

 

少なくても有機JAS 規格くらいは通るもの。

 

 

そういう観点で野菜を見る、というのも一つの手、なのですが。

 

 

 

 

 

私、ヘルシーボディトレーナー中原由美が、

 

「食」に対して思うことは、

 

 

有機的なダイナミクスの中に存在している食べ物。

 

その作り方も、周りの環境のすべての有機的な繋がりを断ち切らないもの。

 

 

そういうものが、本当の「オーガニック」だと感じているということです。

 

 

 

 

え?難しい??

 

 

 

 

植物は、

 

健康で肥沃な土を好みます。

 

綺麗な水を好みます。

 

燦々と照る太陽の光を好みます。

 

土と水と光。

 

 

この条件の中で、好みの状態に最も近い環境に種が撒かれたとき、

 

植物たちは美味しくなります。

 

 

 

本来、これだけで良いわけです。

 

人工的に作られた虫を殺す農薬や、

 

人工的に甘さを増すための化学肥料など、

 

入らなくてもいいものは、入れない方が良いのです。

 


そういう食べ物を食べたいし、それがオーガニックってことだと思うわけです。



簡単すぎ?!w


少し長いですが、もう少し噛み砕いて説明させてください。

 

 

 

 

自然環境のどこにも、負荷や虐げられたものがない状態で作られた作物を食べたいのです。

 

自然界(地球全体)のホメオスタシス(自然治癒力)は、

自然界全体で一つの仕組みを作り上げています。

それが、人間の言うところの「生態系」というやつだと思っています。

 

 

人間の都合でいろいろな変化を起こしている現状は、自然界、つまりは、

私たち人間をふくむ生態系におおきな負担であり、ダーメージでもあります。

なるべくなら、それを最小限にし、できるなら、それをゼロにしていく。

 

人間が生態系に沿った社会生活(農業や酪農や経済活動全般)を送る事が必要だと感じています。

 

 


これを壊した時から、

 

地球環境・生態系全体で見たら、どこかの何かに必ずダメージが出る。

 

たとえば、害虫は、私たち人間からしたら「害虫」ですが、

その虫を絶滅させる権利は人には無い。

 

その虫が死ぬことで、新たな問題

(その虫が餌として食べていたために生態系が保たれていたものが

一気に増殖して他の問題を起こす、など)も生まれる可能性が高いわけ。

 

それをまた薬でやっつける、新たな問題が起こったら、また新たな薬をつかう。。。。

 

それって、生態系全体をみたら、害悪でしか無いのです。

 

 

一方向から見て「悪」であり、「害」であるからといって、

全体を見たときにすべての均衡を保つための一つのピースでしか無い、

ということが往々にしてありえるわけ。

 

 

 

 

自然界のすべての循環は、

すべての生き物が平等に、生き抜くことに対して虐げられない環境であるべきと思うのです。

 

 

 

 

 

 

でもねえ、

 

それがあったら虫は付かないし、作物も病気にならず、

収穫量も安定する。

そんな魔法の道具を、すぐに手放せますか?

 

でも、これには、代償があって、少しずつ、人工的なものによって、

私たちの体の方が毒されていく。。。

 

 

 

実は、科学というのは、

 

人が、確かな証拠として信じることができるものではあるけれど、

 

それが全てではなく、

 

大きな地球や宇宙の不思議を、自然界の膨大な秩序と仕組みを、

 

人間がわかる言葉で理解するための手段でしかなく、

 

それで解明できている理というのは、ごくごくわずかな範囲なのです。

 

 

 

長大な研究論文を書いたところで、

 

その中で証明できることなんて、

 

本当の地球の大きさに対して、

 

ちっぽけな針の穴の一つ分ほどにしかならないことを、

 

研究者側の方がよく知っているのではないかな。

 

 

と、ほんの一時期ですが、大学・大学院という学術機関にいた人間として思うのです。

 

 

 

 

 

生きて、地に根を張り、生き生きと光合成をしている状態。

 

それが、植物、食物にとっても一番エネルギーが高く、自然な状態。

 

 

なるべく自然界の摂理を壊さず「有機的な繋がり」を断ち切らずに育ったものなら、

なおさら良いのです。

 

 

水と光は、生き物を育て、ひいては肥沃な土を育てます。

 

 

その摂理を、人の技術が高いからといって、壊してしまっては、

 

地球自体の摂理を壊すことにつながりかねません。

 

 

人工的な即席の技術ではなく、

 

自然界をしっかりと観察して、そこから見出した先人たちの千恵の方が、

 

遥かに尊くて、地球におもねるやり方だと感じます。

 

 

自分の体も、自然界の一部ですから、

 

同じように、自然界の一部として育ってきたものを食べていれば、

 

健康を著しく損なうことにはならない。

 

そう考えています。

 

 

自分と同じ環境で育ったものを食す。

 

近くでとれたもの、縁のある場所でとれた食物を摂ること。

 

それが、農薬に頼らず、自然界の仕組みを利用した育て方で育ったものなら最高です。

 

 

 

私がこころがけているのは、つまりはそれだけ。

 

なるべく新鮮

 

なるべく近くで採れたもの

 

農薬や化学肥料に頼らない育成方法のものがあるなら、そちらを選ぶ。

 

 

それだけ。

 

 

 

どうでしょうか?

 

これが私の考えるオーガニックです。

 

これが、私の考える「食」への心がけ。

 

 

 

幸い、

 

私の住む、木更津という土地は、

 

農業が盛んで、地産地消が推進される直産店がたくさんあります。

 

 

また、

 

オーガニックなまちづくりを推進していく方向性が決まり、

 

これは、地域社会で生きる人の生き様、関わり方について、

 

自立・共生・循環する社会を目指すという取り組みです。

 

さらに、

 

房総半島では、「オーガニックな農業」に取り組む人が増えていて、

 

 

私のこの考えに近い農業をされている方がたくさんいらっしゃいます。

 

 

とても嬉しい^^)

 

 

みなさんも、体に入れるもの「食」に対して、

 

どんな考え方をしているのか??

 

 

自分の「食」に対する考え方を振り返ると、

 

健康習慣につながりますよ!!是非〜♬

 

 

次回は、この食に関することで、

日本の現状について、とっても私が危機感を抱いていることと、

その先にある未来について、お話ししたいと思います^^)