こんにちは。
中原由美です。
今回は、チャプター2。
初めての出産から、
怒涛の24時間育児が始まった、
私の最大の悩みの種が出現した時のことをお話ししますね。
【私の産後ストーリー② 】
出産を無事終えて、入院2日目の朝。
トイレに行きたくて、立ったのだけど、
なんだか、身体が落ち着かない。。。。
なんか、グラグラしない???
骨盤の周りが、
自分の身体ではなくなっちゃったみたいな、
滑りが良すぎる関節になってしまったというか、
何とも居心地悪い感じがして仕方ない。。
それに、お腹はプヨプヨ。
赤ちゃんが出てきたら、
お腹は凹むもんだと思ってたよ!!
イヤイヤ、そんなに急に、
あんだけ大きく引き伸ばされてたお腹、
元に戻んないよ!
風船じゃ無いんだから!!
と、看護婦さん。
あ、そうなんだ、、、。
でもこれ、
妊娠五ヶ月か六ヶ月くらいの時と、
同じ感じの出っ張りだよ?
旦那さんには、もう一人いるの???!
とか言われる始末。
いないわ!!!!
さてさて、
お腹も空いて、がっつりご飯を食べて、
さぁ、いよいよ、赤ちゃんとご対面。
お母さん、授乳しましょう!
え?
あ、はい。
ほれ、どうぞ~。
、、、、、、、、、、、、、。
えーーーーん!!!
えー?ダメ?ほら!
うぇーーーーーーーーーん!!!!
なんでー!!!?
あー、乳首がね、
硬いのね、
伸びないから、吸いづらいみたいねぇ。。
まぁ、
初日からオッパイ出る人なんてほとんどいないから、
大丈夫よ!
じゃ、ミルクあげてみましょー。
と、看護婦さん。
はーい。
おおー、飲むねぇ!
お腹すいてたんだぁ。
初日は、こんな感じで、
わりと緩やかに、授乳が進みました。
そして、その夜。
とても豪勢な、お疲れ様ディナー(お祝い膳)が出て、
洋食、肉、米がっつり、美味しい⭐︎
こんなに食べても良いのかなあ?
でも、運んできてくれたってことは、
食べても大丈夫なんだよねぇ~?
と、完食。
翌日。。。。。
ん????
んんんんー???
なんか、めっちゃくちゃ、
オッパイ硬くない??
いや、むしろ、若干、
痛い。。。!!!
これ、ノーマル?
これが、オッパイがはるってゆうこと?
じゃあ、授乳にいったときは、
いっぱいあげられるんだろうか?
んー?痛いかも?
そして、授乳時間。
うぇーーーーーーーーーん!!!!!
えー?
吸えない?
ほら!いっぱいあるよー?!
チュッチュッって、ね?
うぎゃーーーーん!!!!!!!!
あぁー、
やっぱり駄目かあー、
って!
凄いはってない?
オッパイ痛くない?
と看護婦さん。
あ、若干痛いです。
こりゃあ、ガチガチすぎて、
赤ちゃん吸えないなぁ。
と看護婦さん。
え?
ちょっとマッサージしよ!
あ、はい。
痛っ!いたたたたたたたたた!!!
痛いっす!
痛いっすー!!!
あぁ、そうだよねー、
でも、このままだと、
乳腺炎になりそうだし、
赤ちゃんまだ吸えない感じだから、
マッサージしてある程度出しておかないと、
もっと痛いし、厄介よ?
と、看護婦さん。
はぁ、はい。
でも、、
いたーーーーーーい!!!
うーん、、、、、、
お乳がねぇ、
粘っこいんだよねぇ、出てこないねぇ。
これは、自分で出すのは、キツイねぇ。
ご飯、どれくらい食べてる??
へ?
お米、あんまりいっぱい食べちゃダメよ!
え?
そうなんですか?
持ってきてもらったものだから、
食べないといけないんだと思って、
昨日のお祝い膳とかも、
完食しましたぁ!
ぎゃ!じゃあ、今日は、
オッパイ痛くなるかも、、、。
暑くなったり、痛くなったりしたら、
すぐにおしえてね!
マッサージして、冷やさないと、痛いよお!
と看護婦さん。。。
えぇー!!
今より痛いんですか?
うん、もっとガンガンに固まると思う。。。
野菜、味噌汁、米はほんのちょっと!!
甘いものや乳製品は厳禁ね!!
でないと、オッパイ乳腺炎よ!
は、は、はい~。。。。
こんな会話で、突然、
オッパイが悩みの表層に上がってきました。
その日の夕方、、
赤くなって、パンパン、ガチガチに固まったオッパイは、
もう、陣痛なんかより、
はるかにはるかに、痛かった。。。。
どうしようもなく、
看護婦さんに相談に行くと、
やっぱり、ちょっと寝て、
マッサージして出さないと、危ないね!
寝てみて~。
痛いよねー、でも、ちょっとの辛抱だからね、やっちゃおう!
自分でも、溜まってきたら絞ってみてね。
ちょっとでも、出すと楽だと思うから。
いーーーーーーーったぁーーーーー
いーーーーー!!!!!!!涙涙涙😱😱😱😱😱😱
この後、退院まで、このオッパイ騒動は収まらず、
悪化する一方でした。。。
退院の日が近づくにつれて、
こんなオッパイ、
絶対一人じゃどうにもできないよ!!!!😰😰😰
どうしよーーー?!!
って、どんどんと不安に駆られる私。
私は、大部屋に入院していて、
ちょうど同じ日に出産した女性が、
隣のベッドにいた。
彼女は、2人目の出産で、
慣れた感じの落ち着いたママだった。
授乳のタイミングも同じだったから、
色んな話をしながら、
彼女も、お乳の出が良い人で、
オッパイが痛い。。って話で
盛り上がった(o^^o)
2人目でも、やっぱり、、
痛いですか??
うん、痛い、よねー、
吸い付きは良いから、
まだね、由美さんよりマシだけど、
やっぱり、最初のうちは、痛い!!!
あー、乳腺炎とか、絶対嫌ーーー!
マジ痛いからね!
本当、乳腺炎だけは、
気を付けた方が良いよ!!
食べ物も、特にね!
詰まりやすい物とか食べたら一発よ!!
乳製品とか、甘い物とか、洋食の油っこいやつとかね!
あぁ、やっぱり、
あのお祝い膳は、
完食しちゃダメだったんですねぇ。。。。
そうなのね!
本当、だってあの量出てくるから、
食べないといけないって思っちゃうよね!
私も完食しちゃったけど、あれ、ヤバイよね。
でも、病院だって、
オッパイにはマズイってわかってるなら、、
ほんのちょっとにしてくれれば良いのにね!!!
出されたら、食べちゃうのに!
爆笑!
てな具合で、
彼女のお陰で、
程々に不安もストレスも軽減され、
退院の日までは、
何とか授乳ルーティーンもこなし、
わりと楽しく、入院生活を送った。
退院の前日、
ずっとオッパイマッサージしてくれていた、
ゴッドハンド看護婦さんに、
明日は、退院の直前に一度来て!
マッサージしてから帰りな!と
声をかけてもらった。
マッサージ中、実は、
退院後が不安で仕方ない、、、
という話を聞いてもらった。
夫婦のみでの子育て。
日中は、私と赤ちゃんだけで過ごすこと。
一週間は、旦那さんが休みを取ってくれ
一緒にいてくれるけれど、
料理は作れないこと、
買い物とか、
日常が色々心配になってきちゃったことなど、、、、、。
聞き上手な看護婦さんが、
サラリと聞き出してくれて、
おおよその状況を把握してくれた。
偶然にも、
この看護婦さんが同じ地区に住んでいることが分かり、
フリーでオッパイマッサージだけでもきてくれる助産師さんが、
同じ地区に数人いることや、
連絡先、探し方を教えてくれた。
心配してもはじまらないから、
旦那さんに頼ってみなさいってことや、
オッパイは、どうにもならなかったら、
病院までタクシーでおいで、
なんてことを、
本当に心強い、優しくあったかい言葉で言ってくれた。
母は、既に他界してしまっていたから、心細いったら無かった。
何だか泣けてきて、
本当に、話しながら泣いていた。
そんな私を見ても、看護婦さんは、
泣くなとも、泣かなくて良いとも言わず、
ただただ、
『大丈夫よ~、
みんなが子供産んで、初めてお母さんになっていくんだから。
あなたのお母さんだって、
お姉さんを産んで初めてお母さんになったのよ?
あなたにだって初めての経験がやってきただけ。
大丈夫よ~(o^^o)』
って。
この言葉は、、
ナイーブになっていた私の心に、とっても響いた。
この思い出があるから、
今でも、その病院にはとてもあたたかい気持ちを持っている。
もしも、もしも、
2人目の出産に迷ったら、この病院まで産みに来よう、と思える。
良い病院、良い人たちに恵まれて、
退院の日まで、本当にあたたかな気持ちで過ごせた。
でも、本当に大変なのは、
やっぱり退院後の生活だったのでした。
この後も、引き続き、
オッパイ騒動で、悩まされ続ける私ですが、
あることをキッカケに、
だいぶ楽になっていくのでした。
次回はそんなお話。
今現在、妊娠後期にあるプレママさんたちには、
是非とも、一度、
オッパイを助産師さんに診てもらって、
マッサージの指導や、
オッパイについてのアドバイスをもらうことをお勧めします。
また、臨月に入ったプレママさんには、
産後の食生活を先取りして、
粗食、和食で、
甘い物や乳製品、油を控える食生活を強くお勧めします!
なぜなら、最初に出るオッパイは、
それまでの間に取った栄養、
血液から作られるから、
出産前の食生活がかなり影響している!!
一ヶ月が無理なら、
出産予定日前の一週間でも良いから、
オッパイが詰まりにくい食生活、
粗食、和食、甘い物と乳製品・油を控える、
と心掛けてみて欲しい。
次回は、
実際に役立ったオッパイケア用品や、
オッパイケアについてのお話。