御無沙汰しております。

 

GW前の4月24日、初夏の雰囲気を感じる大阪で

「人生はこんなにも素晴らしい!!!」

とオザケンは力いっぱい宣言してくれました。

本当に美しかった。

 

「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」がはじまって

ステージに光が満ちるあの瞬間。

壮大な音楽、視界を埋め尽くすきらきらとしたシャボン玉の群れ、

そして勇敢でチャーミングなオザケンと満島ひかり。

ああ、なんて素敵。あんまりにも素敵なものが、一度に心に流れ込むと

涙が止まらなくなってしまうんですね。

心に大きな風がびゅうびゅう吹いて、

全力で「生きてるんだ!」って感じることできました。

 

まだ25年程しか生きていない私ですが

多くの若者がそうであるように

うっすら死にたいような気持になること、たまにあります。

そんなとき、心が痛いくらい震えた楽しい記憶を思い出す。

そうすれば、絶望の波に飲まれても、なんとかその場に留まっていける気がします。

人生を無事生き抜いていくには、思い出が必要。

 

オザケンの歌は、ハッピーなんだけど、ちょっぴり切ない。

幸せは、絶頂は、永遠じゃない。

必ず別れはやってくるんだけど

だからこそ、今この瞬間はなんて貴くて大切なんだろう

そんな風に思える。

「だから生きて。これからも」

オザケンがまぶしい笑顔で、そう言ったような気がしました。