効果的な学習の順番です
勉強の基本5段階です
1段階 全体像の把握
2段階 理解
3段階 記憶
4段階 復習
5段階 テスト1段階目の勉強は「全体像の把握」に重点を置いた勉強です。
教科書を読み進めるコツは、最初に全ページを一気に読み切ってしまうことです。
細かい内容の理解や記憶は、しなくてかまいません。
はじめにしなければならないのは「全体像の把握」です。
「こうした内容、こうした問題、こうした流れで内容が進んでいくのか」という教科書の全体像を把握します。
1段階目の勉強は、あくまでも「全体像を把握するため」に、最初から最後まで一気に読みます。
勉強の全体像が確認できれば精神的に楽になるものです。
2段階目の勉強は「理解」に重点を置きます。
内容を理解するために、時間をかけていいですから、じっくり読み進めます。
分からないところがあれば、先生や友人に積極的に聞きます。
とにかく、理解に努めましょう。
3段階目の勉強は「記憶」に重点を置きます。
2段階目の勉強で、きちんと理解できていれば、3段階目の記憶は効率がよくなります。
人間は暗記を苦手とし、覚えにくく、その上すぐ忘れます。
しかし、理解を伴った記憶は、覚えやすく、忘れにくくなります。
最初に理解をしておけば、記憶作業は効率よく進みます。
「理解」そして「記憶」という順です。
この順は、最重要です。
4段階目は、折り返し地点になります「復習」です。
勉強で「抜けていた理解」、「抜けていた記憶」を復習して、穴埋め勉強をします。
記憶は、復習すればするほど、定着します。
短期記憶から、長期記憶へと変化します。
何度も復習を重ねて、抜けていた穴を徹底的に埋めます。
最後に5段階目の「テスト」です。
あなたが完璧と思っても、模擬を試験やると意外な問題で点を落としてしまうことがあります。
自分でも気づかなかった穴を見つければ理解・記憶・復習をやり直します。
このサイクルを繰り返し練習問題のテストで点が取れるようになれば、試験勉強は完了です。