1時間1時間授業を大切に


 10月5日(水)より2学期の中間考査が始まります。

あと11日です。
やる気を出して中間考査準備を始めてください。
2学期の試験はどの教科も範囲が広いのが特徴です。
 1時間1時間が大切です。着実な準備を整えてほしいと思います。
その際に次のことを大切にする必要があります。

もっとも大切にしなければならないのは毎日の授業です。

この際、ノートは先生が黒板に書いたものだけを書き写すのではなく、口頭で説明している要旨をメモするようにしてください。

黒板をメモ代わりにしか使わない先生もいます。

黒板を写しだけは「授業ノート」の効果はありません。
人間の頭脳は視覚、聴覚などの感覚と手の働きによって形成されていくものです。
授業中に黒板に書いてあることや先生の説明していることを自分の頭で整理しながら書いていく力は社会生活の中でも大切な資質となります。

早めにこの力を身につけてほしいものです。
中間考査の準備としてまず手がけることは
皆さんのやるべきことは
①プリントなど、配付されたものを全部そろえること。
  紛失したり受け取っていない場合は教科担当の先生にもらいに行く。
  ない場合は書き取る等の努力が必要です。
②ノートの内容を充実させておくこと。
  欠席した場合は友達に見せてもらい書き写す。
③まとめプリントを作る。
   授業の重要な内容を各教科ごとにまとめて整理する。
   高校の教科は中学時代の数倍の努力をしないとマスターできません。

中間考査に全力を尽くしそれにふさわしい成果をあげることを期待しています
「2学期を制する者は高校生活を制す」です。

今回好成績で自分の卒業後の進路を大きく開いたのか、今回試験で手を抜きその後の高校生活もさっぱり、進路も残念な結果なるのか、今回の試験はその試金石になる試験です。 

頑張れ1年生!
 

世の中で一番・・・・

今年は福沢諭吉の没後115年にあたります。福沢諭吉といえば、 
 「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」とか、
 「人生は芝居のごとし」など、数々の名言でも知られた人です。
 代表作の一つで、わが国自伝文学の屈指といわれる『福翁自伝』のなかにも、次のような言葉があります。

 

 世の中で一番美しくりっぱなことは、一生涯貫く仕事を持つことです。

 世の中で一番みじめなことは、人間として教養のないことです。

 世の中で一番さびしいことは、する仕事のないことです。

 世の中で一番みにくいことは、他人の生活をうらやむことです。

 世の中で一番尊いことは、人の愛に奉仕し、けっして恩に着せないことです。

 世の中で一番美しいことは、すべての物に愛情を持つことです。

 世の中で一番悲しいことは、うそをつくことです。
 

人のあるべき姿を平易、簡潔に説いたこの言葉、百余年後の今を生きる私たちの心にもまっすぐに訴えかけてきます。
 ときには日々の言動をふり返ってみませんか