現代は無縁社会と言われています
お互いの人間関係が希薄でつきあいのない社会です。逆は有縁社会です。
知恵蔵2015の解説によれば
無縁社会とは
家族、地域、会社などにおける人とのきずなが薄れ、孤立する人が増えている社会。
現代社会のこうした一側面を、NHKが「無縁社会」として取り上げたことで注目され、この言葉は2010年の「ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)の
トップテンにも選ばれた。
日本は旧来、親族、地域社会、会社などで比較的濃密な人間関係が形成されてきた。
こうした関係は血縁、地縁、社縁などと呼ばれて、しがらみとなる一方で相互扶助の
システムとしても機能していた。
ところが近年、こうしたつながりが急速に失われ、社会から孤立している人が増えているという。
背景には、核家族化・非婚化・長寿化による単身世帯の増加や雇用形態やライフスタイルの変化などがあるとされ、家族がいても音信不通になっていたり、地域との交流がなかったりして、病気などの緊急時にSOSを発することができない人も多いことが明らかになってきた。
家族や企業に期待されてきた支え合いの機能が失われてきており、新たな社会的なきずなをどのように育んでいくかが課題とされている。
なをどのように育んでいくかが課題とされている。
「オアシス運動」を聞いたことがあるでしょうか。
オ:おはようございます
ア:ありがとうございました
シ:失礼しました
ス:すみません
の頭文字をとっています。
(1)おはようございます(こんにちは)
日常の行動の中で、自分の思いを相手に始めに伝えることができるのが挨拶です。
挨拶されていやな思いを感じる人はいません。
挨拶されれば、自分が相手によって認められていると感じるものです。
続けることが大切です。挨拶は潤滑油です。人と人の関係をスムーズにします。
(2)ありがとうございました
ありがとうという言葉は相手に前向きなやる気を起こさせます。
人への感謝の言葉です。
明るい気持にさせます。
(3)失礼します
職員室に入るとき、教師に用事があるとき、頼みたい時、それらをする前に許可をとる時に使います。この一言は大切です。
(4)すみませんでした
自分が間違った事をしたなと思った時、誰かに迷惑をかけてしまったと思ったら素直に謝りましょう。間違いを認め謝る素直さがその人の評価を決めます。
以上のような、日常的な行いを続けていくと、自分の心が変わっていきます。
形から入る人間づくりです。
しかし次のような言葉もあります
「いやです」
「わかりません」
「出来ません」
「知りません」
「したくありません」
「だりー」
です。これでは何も生まれませんし変わりません。成長ではなく後退あるのみなのです
心がけとは自分の心をどこに掛けるかなのです。
人の成長は日々の心がけで決まります。皆さんには良い意味で大人として成長してほしいものです。どのような人間関係をつくるかは皆さん次第なのです。
1年生の皆さんはよく挨拶は出来ていると個人的には思います。
「環境が人をつくる その環境はひとがつくる」のです。