独立系72日目は、研究者として大事なミッションをしました。

午前中、研究費獲得のための面接。

午後は、「研究倫理教育」の受講と、所属先で多分独自でやっている「研究費公正執行教育」の受講。

これらは、研究者（博士学生含む）なら避けて通れない大事なミッションです。

所属先によってやり方は違うと思いますので、一例としてお考え下さい。

少なくとも、昨年度まで専任をやっていた大学とは違っていましたね。

１．研究費獲得のための面接

所属先の大学では、大学が独自に募集している若手研究支援金プログラムなるものがあるのですが、

このことを所属早々専任の先生に教えてもらい、要件を満たしていたので応募しました。

※応募したのは5月上旬です。

その結果、運よく書類選考が通ったので、面接を受けました。

ちなみに、オンラインで実施でした。

面接と言っても、3分間でプレゼンし5分間は質疑と言う形式。要するに選考です。

合格すれば、かなりまとまった額の研究費をいただけるので、しっかり対策して臨みました。

始まる10分前までプレゼンの資料を修正していたくらいです

研究者、特に私のような独立系研究者にとっては、研究費の獲得＝事業経費の獲得を意味します。

研究が事業（の一つ）なので、本業中の本業ということになります。

面接に進むことが分かってから、ずーーーとこの研究費をもらって出張しまくっている自分を妄想しています！

やることをやったので、あとは静かに結果を待つのみです。

結果の如何にかかわらず、そのテーマの研究はする（というか、もう始めている）のですが、

できる規模とスピードが変わるので、やはりもらえるのはありがたいです！

２．研究倫理教育等の受講

研究者である以上、研究者としての心得を学ぶ必要があります。

それを学ぶのが、日本学術振興会がやっている「研究倫理教育」のプログラムです。

所属先の大学は、全員3年に1度の受講が義務付けられており、今年がその年度だそうです。

また、新たに所属することになった人も、必ず受講するので、いずれにせよ私は受講の対象者でした。

この「研究倫理教育」はe-ラーニングで実施されています。

全部で８つあり、テキストを読んでクイズ（選択式のテスト）をやり、一定以上の点数を取れば合格。

私は5月上旬から受講し、３つ残っていたのを「今日やろう！」と思って、完了しました！！

これとは別に、所属先独自の「研究費公正執行教育」というのがあるので、

それもやってしおう！と思って、頑張ってやりました。

やり方は研究倫理教育と同じような感じで、一定の点数を取って合格する必要があります。

（こちらは100点取れました！）。

期日が決まっていて、うっかり忘れてしまうと大変なことになりますし、

今回応募した研究費をもらうには、このプログラムの受講を終えていることが絶対条件なので、頑張って取り組みました。

科研費の使い方や扱いも、大学によって違うので、

初めてその大学に着任する人は、このようなプログラムはあった方がいいなと思いました。

（前任校はなかったので）。

丸一日かかりましたが、大事なミッションが終わって一安心です。

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【退職➝独立系72日目】研究費獲得のための面接と研究倫理教育完了