『そのひねくれた考え方やめてくれ』
『もしお前の家族が同じようなことを言ったら哀しくないか?』
『俺はただ、お前に機嫌良くいてほしいだけなんだ』
この話を顔を合わせる度に延々とされる。
最初は違う話題だったときも、結局終着点は同じ。
説教と嫌み、愚痴、『お前のために』、が散々続く。
私のことを完全否定しておきながら、『機嫌良くしてほしい』だなんて、随分都合が良いなと思う。
もう顔を合わせたくない。
合わせればまたいつもの話が始まるから。
話も聞きたくない。
いつも上から目線で、聞いている方は辛い。
