日本の国家試験での精神医学とアメリカでのそれは出題比重で大きく異なる。
アメリカでは内科分野、産婦人科分野に続いて、精神医学分野が大きな比重を占めている。
日本の国家試験経験者が悩まされる要因の一つだと思う。
特に、小児精神医学は日本の国家試験であまり勉強をしない分野なので新鮮だ。
今日の出題範囲にはそんな精神医学の問題が多く、新鮮ではあるものの平均点を大きく落とす結果になった・・・><
医学自身もちろん完成された学問でもなく、未だ発展途中であることは論拠する必要も無いことではあるが、なかでも精神医学分野はとりわけその傾向が強いように感じる。
(こんなことを書くと精神医学系の先生方の批判を浴びそうだが・・・)
なんというか、、、門外漢の僕から見ると、言葉遊びのように思えてしまうのだ。
例えば、「Avoidant personality disorder、Schizoid personality disorderの違い」などもそうだろう。
両疾患とも、他人との交わりを忌避することではまったく同じ症状である。しかし、その症状に至らしめる心の動態が違うようである。
脳神経外科という一応は外科系の分野を専攻し、切った貼ったの医療をしてきた僕には、このなんとも曖昧なさじ加減が非常にこそばゆく感じてしまう。
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先天性副腎過形成:21-hydroxylase deficiency
副腎皮質でのコレステロールからコルチゾールへの合成障害を呈する常染色体劣性遺伝。結果として副腎アンドロゲンの過剰な生産が生じ、男児には早期に男性化、女児にも男性化徴候を認める。
Avoidant personality disorder、Schizoid personality disorderの違い
両方とも、人を避け孤独を好む人格障害。回避性(Avoidant)の方は、集団に入っても疎外されるのではないかなどの恐怖感、不安感が強く、そのため孤独を好む。一方、分裂病質(Schizoid)の方は、「人と交わりたいとは思わない、他人や親類などの興味が無い」ため孤独を好む。
Reversed lordotic curve:脊柱前彎症
Bony spurs:骨棘
Valedictorian:卒業生総代
Intussusception:腸重積
Meniscal tear:膝半月板損傷
Zoledronic acid:第3世代のビスホスホネート製剤。悪性腫瘍の骨転移などに伴う高Ca血症の是正に使用される。即効性は無く、作用までに2-3日間かかる。
Areola:乳輪
Ivy:アイビー、つた、蔦
Phencyclidine:エンゼルダスト、幻覚剤。
DSM-Ⅳによる行為障害(conduct disorder)の診断基準
[人や動物に対する攻撃性]
1.しばしば他人をいじめ、脅迫し、威嚇する。
2.しばしば取っ組み合いの喧嘩をはじめる。
3.他人に重大な身体的危害を与えるような武器を使用したことがある。(例えば、バット、煉瓦、割れたビン、ナイフ、銃)
4.人に対して身体的に残酷であったことがある。
5.動物に対して身体的に残酷であったことがある。
6.被害者に面と向かって行う盗みをしたことがあ。(例えば、背後から襲う強盗、ひったくり、強奪、武器を使っての強盗)
7.性行為を強制したことがある。
[所有物の破壊]
8.重大な損害を与えるために故意に放火したことがある。
9.故意に他人の所有物を破壊したことがある。(放火による以外で)
[嘘をつくことや窃盗]
10.他人の住居、建造物または車に進入したことがある。
11.物や好意を得たり、または義務をのがれるために、しばしば嘘をつく。(即ち、他人をだます)
12.被害者と面と向かうことなく、多少価値のある物品を盗んだことがある。(例えば、万引き。但し、破壊や侵入のないもの、偽造)
[重大な規則違反]
13.13歳未満ではじまり、親の禁止にもかかわらず、しばしば夜遅く外出する。
14.親または親代わりの人の家に住み、一晩中、家を空けたことが少なくとも2回あった。(または、長期にわたって家に帰らないことが1回あった)
15.13歳未満からはじまり、しばしば学校を怠ける。
B.この行動の障害が社会的、学業的、または職業的機能に臨床的に著しい障害を引き起こしている。
C.患者が18歳以上の場合、反社会的人格障害の基準をみたさない。
DSM-Ⅳによる反抗挑戦性障害の診断基準Oppositional Defiant Disorder
A.少なくとも6か月持続する拒絶的、反抗的、挑戦的な行動様式で以下のうち4つ(またはそれ以上)が存在する。
1.しばしばかんしゃくを起こす。
2.しばしば大人と口論する。
3.しばしば大人の要求、または規則に従うことを積極的に反抗または拒否する。
4.しばしば故意に他人をいらだたせる。
5.しばしば自分の失敗、不作法な振舞いを他人のせいにする。
6.しばしば神経過敏、または、他人からいらいらさせられやすい。
7.しばしば怒り、腹をたてる。
8.しばしば意地悪で、執念深い。
B.その行動上の障害は、社会的、学業的、または職業的機能に臨床的に著しい障害を引き起こしている。
C.その行動上の障害は、精神病性障害または気分障害の経過中にのみ起こるものではない。
D.行為障害の基準を満たさず、また患者が18歳以上の場合、反社会性人格障害の基準も満たさない。
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