(´Д`)だめーだブログ -101ページ目

(´Д`)リグナイタウ

僕の住む街のランドマークより遙か空で開催される真空のクラシック・コンサートでは、


世界中の足跡が五線譜に刻まれるという。


「では、君たちのスニーカーは一体どんな音色になるのかね?」なんて、


一見して美しい女性に言われるものだから


僕は第七の戦場でひたすらにさみしい三連符を打ち付けたってさ



でもね、その真っ赤なステップで踊るのは大嫌いなステルスばかりで、途方にくれているんだよ


どうしようか、"リグナイタウ"


ああ、僕が今、冷たい銀の指に触れさえしなければ 例えば何人の笑顔に換算出来たのだろうか、


教えてほしいんだ、"リグナイタウ"


ほら、あのヴァイオリンも、コントラバスも、タクトでさえも!


僕やほかの誰かの色々に作用して一日をひっくり返すんだ、今も、きっと!



しかし、だ。


いつだって(地平線で限りなく大きなダンスを踊らない限りは)太陽に出会ってしまうんだ。


演奏はいつしか終わる?


だとしたら、僕は明日からでも体だけ残したインナースペースで続きを探そう


仮に無いとしても、それはそれでいいさ


その時はギリギリまで引き延ばした直線に、またみんなで足跡を残そうか



さて、君の用事に今一度返答を捧げよう


「この廊下の角を左に曲がれば、間もなくススキの揺れるような翼を実らせるよ」



一度として呼吸をなし得ない狭い空間に、僕の醜い部分までも飲み込んでくれるの?


くるくると回る純白を押し当ててぬぐい去る、目もやれないような深層心理を今日は忘れてくれないか


今日は、忘れてくれないか。



コンサートはきっとまだ続いている


僕の目からはもう見えない


僕の耳からはもう聞こえない


色々な思いをひとかけのチョコレートに沈めてしまえば、


多分カビてしまわないように、それこそ酸素に別れを告げて仕舞ってしまおう。



もっとも、あのヴァイオリンも、コントラバスも、タクトでさえも僕にとっては一種の官能小説で、


未開の羅列にいつもより楽しげな色を知る。



いや、違う。



僕には、聞こえる!


ああ!ようやく僕を見つけてくれたんですね、"リグナイタウ"



そして僕は、この街のランドマークから空をみるんだ


足跡が見えるよ、



今も、きっと。