役員から呼ばれて、降格を告げられた

60歳以上の部長職は、全員降格だそうだ

勿論、報酬も下げられるらしい


しかし、業務内容も責任も変わらないという都合の良さ

何処か、訴える機関は無いものか


 最も、この会社に私が必要とされてない、と言うことがよくわかった


それが、ハッキリとして、踏ん切りもついた


やや躊躇いもあったけど、次の扉を開けることにしよう


今日、 背中を押してもらった気分



ところで、私の後釜は存在するのかな


これは、大袈裟でも何でも無く、今の職場の技術の中核を、私一人が担ってきた

引き継ぎたかったのに、誰一人引き継ぎ出来る人がいなかった


だから、技術継承はほぼ出来てない

私が抜けたら、核心的な業務は滞る


それは、技術だけではなく、製造面でも混乱は必須

それに、新規開拓の営業も見積すら出来る人間がいない


この会社の未来を切り開こうと、新規開拓の柱だったけど

芯柱がスッポリと抜けることになる


ダメージはかなりデカいはず




まぁでも、そんな事、心配するつもりも無い


オーナーや役員は、いま私が抜けてもこの会社が成り立つ、という考えなのだろう


なので、まったく心配してない


次が決まるまでは普通に仕事して

決まったら届けを出すだけ


未練も無い


私如きが居なくなって、立ちゆかないのであれば

まぁ、所詮はその程度の会社、と言うことで


これも一つのフィールドワークみたいなもの


結果を見るのが面白くなってきた



秋口には、ケジメをつけるかなぁ