ユビキタスとネットワーク
みなさん ご存知のユビキタスでは、ワイヤレス接続が不可欠で、どこにいても”ササッ”とネットワークにつながる必要があるように思えます。
先日の記事、コンテンツのあり方 でも触れたのですが、移動する際に 常時ネットワークにつながっているということは、とても コスト高な仕掛けであるように思えます。
携帯やPHSでは、月額料金として自宅のインターネット代と同じだけ支払う必要があります。
また無線LANでは、公共インフラとしてどこにでもアクセスポイントが敷設されるようになるまで、一体どれだけ待てばいいのでしょう?
1つのやり方として、コンテンツを流動的にして、現在のようにサーバにくくりつけで、サーバ依存体質なコンテンツを終わりにして、どこででも生きていけるコンテンツにするべきではないかと思うのです。
ユーザからの要求が発生する度に、ネット上のコンテンツを探し回るようでは”常時接続が絶対必要”となります。ですが、ある程度の塊コンテンツをまとめ、それをユーザにあらかじめ届けておく。ちょうど電子メールを届けるように。
ここでコンテンツとは、文章、図表、そして当然スクリプトを含み、場合によってはデータベースまでもをまとめたものです。
また、コンテンツとは情報であり、製作者の意図そのものです。
製作者の伝えたいことのカタマリであるコンテンツは、1つのサーバにじっとしていてはいけないのです。
コンテンツ自らに自身をアピールして、製作者の思いを届け伝えるべきなのです。
そのためにも、コンテンツはサーバにくくりつけられていては本来の働きが出来ないでいるのです。
あたらしいインターネットの枠組みをつくっていきましょう。