コロナの影響で生前も
最後の挨拶さえも出来なかった…
といぅ悲しいニュースを見てたけど…
まさか私自身が体験するとは
思わなかった…
(コロナではありません)
じぃちゃんが入院したのは
コロナが騒がれてる真っ最中の5月
もちろん面会なんか出来ない
(院内感染予防のため)
コロナが落ち着いたら
お見舞い行けるかな…なんて思ってた…
さらに6月にガンが見つかって転院
抗がん剤の治療をしてると連絡が入り
じぃちゃんとは電話で話したくらいで
ずっと長いこと会ってなかったから
とにかく回復を祈った
生きてるうちに会って話したかった
一旦病状が落ち着いたと連絡があったけど
神社に行って…お守りも買った…
でも…急変して…
祈りは届かず…
お守りも渡せないまま…
このご時世で…
東京に住んでる私が九州に行くのは…
近所の方を不安にさせるし…迷惑をかける…
で…最後に一目会う事も
最後の挨拶も…出来なかった…
ごめんね…じぃちゃん…
小さい頃たくさんお世話になったのに
不義理な孫で…ごめんなさぃ…
夜中に軽トラでドライブに行ったことも
プラネタリウムなんかより
はるかに星が多い満天の夜空を一緒に
見たことも
畑仕事や牛の世話を教えてもらったことも
鮮明に思い出せるのに…
私はここ最近のじぃちゃんの顔を知らない…
コロナが憎い…
それ以上に、じぃちゃんに会いに行かなかった
自分が憎い…
いつお通夜でいつ出棺したのかも
教えてもらえないまま…
数日経ってしまった…
やっと泣かずに頭の整理が出来るくらいには…
ウジウジしてたら
じぃちゃんが心配するしなぁ…
結局じぃちゃんには
1回も観てもらえなかった舞台…
やっと観に来てくれるかもしれなぃ…
だから…とりあえず
稽古を全力で頑張ろと思う
じぃちゃん…観てくれるかなぁ…