バルディビアは、本当に小さな田舎町で、
あるのは主人も通っていた、チリの南部では有名な大学が1つ
逆に言えば大学の為だけにある町といってもいいくらいで、
でも川が流れ、自然が豊かなので、それなりに観光地にもなっています。



そんな所だから、もう100%主人の思い出の為だけに寄ったわけで、
まあ、主人がどんな所で過ごしていたのかは興味あったけど、
くみくみは特に何をしたいとか、何を見たいとかもありませんでした。
昔住んでた所に戻ってみたいという主人の気持ちはよくわかるし、
それで主人の喜んでる姿を見れたら、くみくみだって嬉しいしね



到着初日は前回のブログ通り大変な一日だったので、
町に関係なくあまり良い印象はなかったのですが、
朝起きてみたら、部屋から見える川面がとても綺麗きら
ちょうど元旦だったし、とても清々しい気持ちで目覚めました



とりあえず町の中心地まで行ってみたのですが、
お店は全部閉まっていて、人っこ一人いない、静かなもの。
それを見た時は「この町大丈夫~」って感じでしたが、
それはお正月のせいであって、次の日には活気を取り戻していました



その次に向かったのは、主人が以前住んでいたおうち
スイス人の老夫婦が住んでいた一軒家にホームステイしていたのです。
この老夫婦とは、主人が日本に帰った後も
しばらく手紙でやりとりがあったらしいのですが、
それがいつの間にか途絶えてしまって、音信不通になっていました。



もうお歳もお歳だし・・・、と主人も諦めていたのですが、
今回バルディビアに行くにあたって、
主人がFacebookでその老夫婦を検索したところ、
お二人ともご健在で、オソルノの町に引っ越していたことがわかりました。
でもメッセージを入れても返事は無く、結局会うことはできなかったのですが、
今そのお家がどうなっているかだけでも見たいということで、訪ねました。

そのお家はかわいらしいカフェ&雑貨のお店に変わっていました。
まさかお店に変わっているとは思っていなかったので、びっくりです
でもこの町はだんだん大きくなってきているらしく、
この辺りの住宅街の中にも、新しいレストランなどが出来始めていました。
お正月でお店もお休みだったので中に入れなかったのが残念ですが、
おうち自体は残っていて見ることができたので、主人も満足そうでした



次は大学
さすが田舎の大学だけあって、広い広いびっくり
緑に囲まれて、とても気持ちがいい

そしてやっぱりお正月なので、全然人気がなくて寂しいものでしたが、
気兼ねなく龍将を連れて、構内をお散歩できました



この大学には隣接された植物園があって、
そこの芝生で龍将を遊ばせることにおんぷ

ここが本当に緑が気持ち良くて、安心して龍将を遊ばせられるので、
くみくみもとってもリフレッシュできました上げ上げ
ああ~、メキシコや日本でも、こんな所が近所にあったらなーおひよちゃん



その後は一度ホテルに戻って、夜は主人の知人のお宅へ。
元旦だというのに、快くおもてなしをして下さいました

4歳の女の子が1人いて、龍将のことをとてもかわいがってくれてたので、
仲良く遊んでいる二人を眺めながら、大人達はゆっくり談笑できました
くみくみは、スペイン語をしゃべる方はまだまだヘタクソなのですが、
こういうゆるい会話くらいなら、ほぼ理解できるようになったので、
退屈しないで楽しく過ごすことができました。
特にご主人の方とは、お互いクラシックピアノが趣味ということがわかり、
ピアノ談義に花が咲きました


次の日の朝には、川辺の朝市に行って、
フレッシュな魚や野菜を見ては興奮したり、
かわいらしいお家を眺めて散歩したり。

バルディビアの古いお家は独特の味があって、なんだかくみくみ好み




「前に住んでた時、老後はここに住みたいって思ってたんだ~」と、
主人の半分冗談、半分本気とも取れるセリフを受けて、
「まあ、こんないい所だったらそう思うかもね」って言ったけど、
「お願いだから日本から3時間以内の所にしてーっ」ていうのが本音です。




バルディビアを思った以上に楽しく過ごした後は、
チリの首都サンティアゴへ。
ここはほとんど飛行機乗り継の為だけに1泊するわけだけど、
やはりここは首都。
やはりなんだか洗練された空気とエネルギーを感じてわくわくするのでした



そして想像していた以上に、街がキレイきらきら
チリ人は真面目な性格な上に、近代化が最近だったので、
新市街は日本と変わらないくらい整然としています。

ホテル近くのマンション街なんかは、
ここは日本かと見間違うくらい、日本とよく似ています。



でもセントロの方に行くと、ちょっと歴史的建築も残っていて、
南米特有のコロニア調の雰囲気を出していました。
それでもメキシコやアルゼンチンよりも、断然キレイキラキラ



サンティアゴは観光都市ではないので、あまり注目を浴びませんが、
住むにはとても良さそうな所だと思いました。
ここなら駐在になってもいいかなおんぷ
でもやっぱり日本からは遠すぎる・・・



こうやって、南米の魅力をしっかり味わってきた今回の旅行。
もうさすがに南米をこんなにゆっくり旅することもないでしょう。
(今後、中南米駐在にならなければだけど)
もう一回訪ねてみたいと思う気持ちが無くもないけど、
十分堪能できたかなって思います



春あたりにまたどこか旅行に行くとは思いますが、
それまでちょっとゆっくり過ごすことにします