福知山花火大会での屋台爆発事故。3人が焼死し、10人以上が全身火傷の重体となっている。
にも関わらず報道は下火。
その理由は、実行委員会と露店商、そして警察との「裏事情」がある。
各都道府県には露店商の集まりである「神農組合」がある。
表向きは露店商の組合だが、実態はヤクザのフロントである。
歯切れが悪い実行委員会の会見からもわかるように、業務を行政が神農組合へ丸投げしているのが慣例だ。
行政→神農組合→ヤクザ
テキ屋系暴力団と呼ばれるヤクザが顔役になり、露店の種類や場所を仕切る。
出すネタ（りんごあめ、ベビーカステラ、たこ焼き等）を選択、配置し、いい場所、いいネタをヤクザが押さえ、それ以外は素人、カタギの露店になる。
ヤクザは書類にまとめ神農組合に提出、そして市の実行委員会→警察へと上げられる。
警察は提出された書類を見て「暴力団関係者がいない」と判断して
露店の営業を許可する。
今回の露天で販売されていた「ベビーカステラ」は粗利が大きく、また観客席の真裏という一番いい場所。
この店舗を仕切っていたのは山口組系早野会である。
今回やらかした生野区の露店商の素性が暴力団関係者とオモテに出るのは福知山市、警察とも非常に困る。
書類上は「暴力団関係者がいない」事になっているからだ。
露店関係者の取材がないのはそのような裏事情が複雑に絡んでいるのである。
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