「三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実」

https://gaga.ne.jp/mishimatodai/

公開初日に観に行きました。

 

 

圧倒的な熱量で面白かったです。

今この時代、この時勢の中で公開されることが運命的というか、非常に意義を感じます。

なかなかこのタイトルで若い人なんて、とっつきにくく観に来ないかもですが、本当に多くの人に、特に若い人々に観て欲しいと思いました。

この国がどこからきて、なぜ今こうあるのか、考えさせられることが多かったです。

「三島由紀夫」「全共闘」共に、もちろん言葉としては知っているし、基本的な知識としてはあると思うし、三島さんの作品も何作は読んだことあるし、と思っていたけれど、これを観て、本当に僕たち(あえて「僕たち」と複数にしますが)は、何も知らない、この国の近代史、戦後史をまるで知らないんだと、改めて思いました。

ほとんど教育政策として、意図的に近代史/戦後史を教えない、理解させない、考えさせないという意図、意思があるんだとさえ思います。

 

こうしてここ数年、劣化が止まらない「日本」を考える上で、本当に重要な言葉が詰まった映画でした。