私の実家は飛行機でしか帰れない



子育てのためにと

都会に引越し、結婚した



初めての育児



ワンオペが続く



コロナが始まる



家から一歩も出られない




夫からの執着が始まる




子どもが泣いているとに

ボイスレコーダーをとったり

記録を取ったり

私があたかも育児放棄しているようなことを書き始める




辞めてほしいというが

辞める気はないと逆ギレされる




ずっとずっと書かれる生活

ずっとずっと監視される生活

さらに、精神疾患だと責められる毎日




となりには子どもがいる

ママー、ママー、とママを求める子どもがいる

父親のもとへはいかない

いやだ!いやだ!と拒否する




そりゃそうだ

あんな人間のところ誰も行くはずがない




誰か助けてと、

心のなかで何度も何度も叫んだ




母に毎日、毎日電話した

それすら、扉を締めているのに

わざと開けられて、記録を取られている



子どもとYouTubeを見ながら手遊びあそびすると

スマホ育児が始まると書かれる



コロナ真っ最中

わざわざマンションの廊下で話せない

外には出られない




八方塞がりの生活

嫌がらせ生活は3年続いた




よく、その中で、子育て頑張ったと思う

相手の洗脳に負けないように心をただし

なるべく子どもに集中した



たくさんの育児グッズをミシンで作って

毎日、本とにらめっこして、離乳食から幼児食、おやつまで、全部手作りした



本もたくさん読んで

たくさん触れ合って

毎日、毎日、抱っこして

毎日、大好きだよと伝えた

毎日、おやすみと、ぎゅっとして眠った



私の人生上、世界一の愛情を注いだ




そんなとき、

ついに相手は、連れ出しの計画を暴露した



すてに、保育園の転園手続きはしていた

私の大切な物も捨てられていた



私の実家が近かったら、

母が助けに来てくれたら、

この状況を、専門家に相談していたら、



一番は、私が一人で育てるという覚悟を持っていたら、少しだけ頑張って、あとは、どうにかなるからと、少しでも、一人で独立して育てる覚悟があれば、今はなかったんじゃないかと



過去のタラレバを思う




実家が離れているがゆえに

相手の嫌がらせは永遠に続く

ちょっと実家に帰るということができれば

こんなことにはならなかっただろう