今週末が鹿島灘最終戦の予定だったのですが、土曜の午後にワクチンを打ち、少し副反応で腕が痛いのと体がだるい中、天気予報で北風10mと知りサクッと朝まで寝てしまいました。
結局熱も出ていないし、休み無駄にしちゃった感ある。
なんもないので、、最近やってるアレの進捗でも書きます。
ルアーが長い事海の中に留まるとどうなるか、皆様ご存知でしょうか。
海苔や稚貝が付いたり、塗装が劣化したりしますが、鉄は勿論プラでもボディ素材そのものは意外と劣化が少なかったりします。
そして真っ先に駄目になるのは鋼で出来ているフックです。針先が鈍るのは勿論ですが、かなり早い段階でサビが進行して朽ち果て、やがてルアーから外れて無くなっていきます。
これとか分かりやすい
フロントは何もなく、リアはアイ〜シャンクだけ残りつつもその先は朽ちて無くなってる。
一方ステンレス系素材部分のスナップ、アイ、スプリットリング等は若干のサビくらいでほとんどがそのまま残ります。
フックが残ってるルアーの回収は比較的容易でして、タモ網でも沈めれば引っ掛かって浮いてきます。しかしフックのないルアーはそれが出来ず、残存ラインが地べたに絡んで邪魔をしたりもするんで取りづらい。
水の中に手突っ込むのも辛いものです。
そこでルアー回収用の器具が欲しくなるわけですが、お金出せば良い物もあるでしょうけどそれは本末転倒です。
家の中の不用品などを使って、この釣り人的SDGsの輪の中に組み込んでやるのが相応しい。
前置きが長くなりましたが、試作1号機
これは自前のストリンガーですが、5連も要らないんで1つ抜き取りました。ロープを使えるので足元の水中に沈めてやれば手を濡らさないで済むし、かなり高いとこからでも使用可能。
そしてルアーを絡め取るための廃フックを装備します。タックルボックスの中でルアー同士が絡んで腹立ちますが、あれを利用し、スプリットリングやラインアイを狙いたいのです。
滅茶苦茶ルアーを絡め取るようになりました。
しかしフック同士も絡みまくるようになり、よろしくない。
で、暫定の現行型はこんな感じ
フックの間隔を少し空け、トレブルの1本をカット
これくらいだとフック同士が絡んでも外れやすい。ロストルアーに対する命中率も実用範囲でキープ出来てる。
荷物からさっと取り出せるように
ルアーケースに単独で入れてておく。
拾ったルアーを入れるボックスもあると尚良いです。回収したルアーは廃ラインが絡んだり、フックが布地に刺さったりと厄介を起こすので。
命名は「サルベージくん140S(仮)」
Sはシンキングではなく、「Scavenge」 そうスカベンジングエディションのSです。
発売元 スカベンジャーズデザイン
こんな感じで調整しながらの実地テスト中。浸かりの釣り練行く時のモチベーションの一つです。