皆さん、こんにちは。6期生の黒岩です。
今週末は第1回ゼミ説明会が開催されますね!国際経済学、開発経済学、経済理論などに興味がある人は、大東一郎研究会のブースに、是非お越しいただければと思います!
それでは、4月、5月の活動内容について報告します。
・本ゼミ(月曜4-5限)
4月には、経済成長についての基本知識を学習するために、マクロ経済学の入門教科書『アセモグル/レイブソン/リスト マクロ経済学』の第7、8章を輪読しました。そこでは、「なぜ豊かな国と貧しい国があるのか?」という疑問に対し、直接的原因と根本的原因とがあるというアプローチが採られていました。
物的資本、人的資本、技術に投資することで1国の経済は発展します。これが繁栄における直接的原因になります。では、なぜ全ての国が物的資本、人的資本、技術に投資し、経済発展をすることができないのでしょうか。この疑問の背後にある理由が繁栄における根本的原因です。根本的原因の仮説には地理、文化、制度の主に3つがあります。
例えば、韓国と北朝鮮は同じ朝鮮半島内に位置し、地理的にも文化的にもほとんど相違点はありません。それにも関わらず、経済成長を測る指標である1人当たり(実質)GDPで大きな差が存在するのは、経済取引に関する社会のルールの特徴である経済制度が異なるからだという説明がなされていました。
5月になってからは、国際的にも定評のある経済成長論のテキストであるIntroduction to Economic Growth(Charles I. Jones and Dietrich Vollrath)の輪読をしています。毎週原著のレポーター準備をするのは大変ですが、経済への理解が深まっていることを日々実感しています。
・サブゼミ(火曜2-3限)
『ミクロ経済学の力』(神取道宏)を使用し、消費者行動の理論について学習しました。
最適な消費計画は無差別曲線と予算線が接する点で決まります。こちらは、商学部生でも触れたことのある内容なのではないでしょうか。この理論を活用して、「老人医療費補助制度の問題点」について議論しました。
ところで、大東一郎研究会では本ゼミ、サブゼミで学生が相互にレポートを行います。レポーターは教授、ゼミ員の前でその回の内容を発表します。鋭い質問をされるため、内容を深く理解していないと的確に答えられませんので、レポータ―の準備は楽ではありません。しかし、時間をかけて準備した内容について発表し、議論をすることで、経済学の理論をしっかりと定着させることが出来ます。大東ゼミはここ2年間は少人数の研究会なので、レポータ―の担当頻度が高く大変ですが、三田で学問的に成長できるようなひと味違う学生生活を送りたいと考えている人にはオススメの研究会です!
2年生は、この機会に、自分の学びたい分野について真剣に考え始めてはいかがでしょうか。
最後までお付き合い頂きありがとうございました!
6期生 黒岩