先日、2016年10月24日〜25日に京都で開催された
【第39回日本美容外科学会総会】に参加してきました。
(形成外科系のJSAPSの方です。)
様々なことを学び勉強になりましたが特に印象に残ったのは以下の3つの点です。
<外鼻形成術に関して>
鼻中隔の延長幅と鼻先の可動性はトレードオフの関係があります。
つまり、鼻中隔の延長幅が長ければ長いほど鼻先の可動性は悪く硬くなってしまうそうです。
そのため、これからの時代は「鼻中隔の延長幅はそこそこで鼻先の可動性は良好」というマイルドな術式が流行っていくのではないかという予測が印象に残りました。
そういう意味では当院のフレックスノーズは切らないプチ整形ですが、良い治療と言えるかもしれませんね。
<PRP・FGF・再生治療に関して>
PRPやFGFなどのグロスファクター注射でしわを消し若返るというのは人気があり需要があります。(私はグロスファクター注射に関する記事の監修もしております。)
しかし、PRP・FGF治療はトラブルが少なくないそうです。
(大学病院の形成外科等を受診しているため、施術者が気づいてないケースも潜在的にあるかと思います。)
また、トラブルを起こしているクリニックにはかなり偏りがあり、中には通常の5000倍の量を注入していたケースがあったことなども今回の発表で指摘されていました。
そのため、PRP・FGF治療に関しては適切な医療機関で受けた方が良いということが言えます。
少なくともリスク説明がなかったり、1回で効果があるなどの説明をしているクリニックでは治療しない方が良いと言えるでしょう。
<ヒアルロン酸注入に関して>
今回、有名な先生のヒアルロン酸注入の注入法や気をつける点など学びましたが、私自身が普段の診療で気をつけている点や注入法と同様でした。
(血管の走行に注意する、マイクロカニューレを用いて細かく注入する、輪郭を整えるように注入するなど。)
些細なことかもしれませんが、安全でかつ効果的なヒアルロン酸注入を高い水準できちんとできているということに安心しました。
今後も美容医療技術だけでなく知識向上を日々心がけ診療してまいります。
品川スキンクリニック 新潟院院長 武内大
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