ぴぃちの素。 -13ページ目

ぴぃちの素。

感受性が豊か過ぎて、生きづらい毎日。自分と向き合うことの大切さを知って、日々の出来事や感じたことを書きながら自分の中を整理しています✩.*˚

大切な人たちからもらった
愛と感謝を忘れずに✩.*˚




それは、

あたしがある施設で実習をしていた頃のこと。




家からは、少し遠くて
電車とバスを利用しないと行けない所。



彼とは、施設に向かう
そのバスで出逢った。



彼は、S君。
長身で、細身で
鼻が高くて、濃いめの顔立ち。
知的障害があった。



S君は、毎日
バスの一番前の席に座った。
行きも帰りも、必ずその席だった。



そんな彼は、いつしかあたしを見て
何かを言いながら
(歌っていたような気がする)
ピースをしたり、
手を振ってくるようになった。



あたしも、それが嫌ではなくて
可愛くて
微笑ましくて
ニコッと笑い返したり
手を振り返すようになった。



(だって、前の席に座っているのに
わざわざ後ろの方に乗っているあたしの方を、何度も見てくれるんだもの☆)



それに、この実習でなかなか上手くいかないことがあったりして、
とても悩んでいたあたしには、
S君のそれが、癒やしにもなっていた☆




いつしか実習性も、2人増えて
その2人からも


「ほらぁ〜、またS君が見てるよっ!!」


なんて言われるほど、それが当たり前になっていた。



そして、
遂にそのS君のところでの実習の日が来た。



朝の体操で、外でマツケンサンバを皆で踊った(笑)



S君は、何度もこっちを見ていたけど
あたしは、緊張していて余裕がなかった。



それから、
何人かずつ反対側までダッシュ💨する運動が始まり、あたしはS君と同じ列になった。



笛がなって、走り出すと
S君が急に私に手を差しだしてきた。
走りながら。


別に、あたしは一人で走れない訳ではないし、一瞬の出来事に、



えっ!!??!!??



と驚いたが、あたしはその手をとり
S君と一緒に走った。


走りながら
手を繋いで一緒に走るの!?
いいのかなこれ!?
なんて思いながらも、 


S君の手が
あまりにも優しくて
大きくて、暖かくて、、、



でも、
すっかり緊張など忘れて
二人で笑いながら、
手を繋ぎながら走った☆



S君が、
まるで
エスコートしてくれる王子様のように思えた。



その優しさが

気持ちが

とても嬉しかった。




それに彼は、


当時はそんなものがあったなんて気づきもしなかったけれど
あたしの中にあった純粋な部分を
いつも見ていてくれたのではないかと思う。



それほど彼は、いつもクリーンで
あたしの心の中に、違和感のない光を届けてくれた。



だからあたしも、自分の心のどこかにあったクリーンな心で、彼を見ることが出来たのだと思う。



会話なんて、したことがなかったけど、、、





そんな素敵な瞬間をくれたS君、、、


元気にしているかな??








あたしに手を差し伸べてくれた


君のこと、




あたし


ずっと忘れない☆








ありがとう

‎(*˘︶˘*).。.:*♡