隣人の鐘~チャリティベル~ -3ページ目

2020/05/01インスタライブメモ

兄弟の絆、だけど辛い………


イケメンヴァンパイアのストーリーイベント

記憶喪失イベント
「消えない想いは君へと繋がる」

のテオ目線を独断と偏見で書きました
フィンセント本編を読んでる時から、テオはフィンセントの感情が戻ることや、「恋人」ができることに対して常に葛藤を抱いてたと読み取ったので、今回のイベントの「記憶喪失」は辛い反面、「俺の兄さんが帰ってきた」という想いがあったのではと思っています。

頭の中にあるイメージがしっかり文章にできてるかも分からないし、他の人にはまた違った見解に見えたかもしれません。
でも、私にはフィンセントの記憶喪失の裏でテオはこんな想いを抱いてたのではないかと思いました。

文章のおかしい所は、小学生の時の自分に怒ってください←
(苦手科目が体育に次いで国語だったので、基礎ができてないんです💦)


















★注意事項★

※一部作品中のセリフを引用しています
※キャラ崩壊はギリギリないはず
※主人公は名前呼び無しです。基本「駄犬」
※イベントのネタバレが若干あります
※妄想垂れ流しが苦手な方は即Uターンをおすすめします
※公式から厳罰注意が来たら消します



















































兄さんが駄犬の、アイツの記憶を失った





ある雨の日、兄さんは謎の高熱に見舞われていた
ー代われるものなら代わってやりたいー
と何百、何千回思ったことかもう分からない
苦しそうな呼吸を繰り返し、目を覚まさない兄さんが心配で心配でたまらなかった


俺と駄犬、セバス、伯爵の4人は容態の変わらない兄さんの看病をし続けていた
夜も更け、兄さんに付きっきりだった俺にセバスが「看病は私が続けますので」と提案してきた
俺は兄さんが倒れたと聞いた時から片時も離れることなく看病し続けていて、確かに仕事の後で疲れはあったものの、大好きな兄さんの「弟」としてずっと側にいてやりたい
セバスからの提案に首を縦に振ることもできず、ただただ立ち尽くす

次に口を開いたのは駄犬だった
「看病は私にさせてもらえませんか?何かあればすぐテオやみなさんを呼びますから」
伯爵にも促され、俺は頷くしかなかった
二人とも無意識に「恋人なら大丈夫だろう」と思ったのだろう

何とも言えないモヤが頭にかかった
ー俺が側にいてやりたい でも、今の俺は兄さんの側にいても何もしてやれないー
「弟」の俺には何もしてやれない



部屋に戻っても休む気になれず、雨の打ち付ける窓を見つめる他なかった






翌日、浅い眠りから目を覚ますと外は昨日の雨が嘘のように晴れ渡っていた
すると聞き慣れた声がノックと共に聞こえた
「テオ!」
扉を開けると目の前には駄犬がいて、すぐに兄さんが目を覚ましたのだと分かった
だが、その割に駄犬の顔が沈んでるように見える
「何かあったのか?」
そう尋ねると、少し震えたような声が聞こえた
「………………………あ、あのね、━━━━━」



兄さんを医者に診せた後、兄さん以外が食堂に集まった
熱にうなされていた兄さんは「恋人」のことだけを忘れてしまったらしい
「フィンセントの頭の中の大部分を占めていたのが君との記憶だったから………じゃないかな」
「記憶喪失は、一過性の症状である可能性も高いとのことです」
皆が話をする中、駄犬は迷子のような顔でしゅんと落ち込んでしまっている
俺にとって、兄さんが駄犬のことを忘れてしまっていても問題はない。
そう思っていたがどうもこの表情が気に食わない
落ち込んでいるお前の顔は見ていたくない
「辛気臭い顔は、兄さんも嫌がるだろうからな」
「ありがとうございます。私なら大丈夫ですし………」
心配かけまいと笑っているのが痛々しかった




仕事が終わり、兄さんの部屋に向かった
ノックの後に帰ってきたのはいつもと変わらない兄さんの声
ドアを開けると兄さんは笑顔で迎えてくれた
その手にはキャンバスがあった
「兄さん、まだ回復したばかりなのにもう絵を描いてるのか?」
兄さんの元に近づき、手にしていたキャンバスを覗き込むと、そこには描きかけの微笑む駄犬の絵があった
「………テオ、俺は自分でこの絵を描いたんだよね?俺は彼女の何が描きたかったんだろう?」
「今の俺には全部を感じ取れないんだよ。ねぇ?テオには分かる?」
儚げに俺に救済の手を差し伸べる兄さんに俺は何も応えてやることができなかった


兄さんは「駄犬」のことを忘れただけでなく、アイツからもらった「恋」も忘れてしまったのだろう
この世界に蘇り、また兄さんと共に新たな絵を生み出して来た
アイツが現れていろんな感情を抱きながら、日々葛藤している兄さんを見続けた
そしてフィンセント・ファン・ゴッホが「恋」を知った後から生み出される作品は、今まで見た作品以上にキラキラと輝いていて、どれも一瞬にして俺の心を奪っていった


俺にとって「兄さんが恋をする」といことは「俺の兄さんが奪われる」と同等の意味を持っていた
だから兄さんが「駄犬を忘れてしまった」ということに対して俺は一瞬でも歓喜してしまった
しかし、それでは俺が見たくてたまらない「フィンセント・ファン・ゴッホ」の素晴らしい絵がこの先もう見れなくなってしまうということになる





数日後、あの大雨の日の翌日から何も変わらない兄さんの様子を見に行き、そして葛藤を抱きながら庭に出た
今の兄さんにとって「思い出す」ことは苦痛なのだろうか?
兄さんは駄犬のことが思い出したいのだろうか?
そんな疑問が頭に浮かんだが、また感情を失ってしまった兄さんと、ぎこちない笑い方しかできなくなった駄犬の両方をこのまま見過ごすことができなかった
ふと目線を上げると庭先に萎れた花のように項垂れている駄犬の姿があった
「おい駄犬、そんなとこで何をしてる」
「えっと、━━━━━━━━━━━━━━━」




翌日、食堂に行くと駄犬の姿はなくセバスが給仕していた
自然な仕草でいつも通りパンケーキを席に用意してくれるセバスが憂いた表情で尋ねてきた
「テオドルスさん、どうかされましたか?」
この屋敷の執事は無駄に鋭い
昨夜も兄さんのことが気になり、あまり寝ていないのがバレてしまっている
口を開こうとしたその時、食堂の扉が開き、兄さんと駄犬が花の開くような笑顔で並んで現れた
「セバスチャン、テオ!フィンセントが━━━━━━」



今まで以上に仲良く見える二人の姿にホッとする反面、今の兄さんには「弟」ではなく「恋人」が必要だったのだと思い知らされる
「弟」の俺では兄さんのあの笑顔は取り戻せなかった
俺は「弟」として何もしてやれなかった

でも、今は、今だけは素直に喜ぼう
「記憶が戻ってよかったな兄さん、駄犬」
「ありがとう、テオ」



















私がフィンセントとテオが好きな理由は、
お互いに相思相愛に見えて、お互いに対して葛藤を抱いている所
なのかもしれない

フィンセントもテオもお互いに大きな「嘘」を隠しながら笑顔で顔を合わせてたんだもの

イケヴァンのライターさんホント好き
ありがとうございました(*˘︶˘人)感謝☆

PC版アメーバピグ終了

PC版があったから、いろんな人とのやり取りをさせてもらって、ネットでのコミュニケーションのとり方を教えてもらえました。
タイピングも早く会話したいがためにそこそこ早く打てるようににもなりました。
楽しかったです。
ありがとうございました。