もりのかぜ・らぼのイベント

「 from farmers 」

 

その日は

農家さんが数件出店してくださり

直接農家さんの野菜などが買える日です

 

先日6月26日の際には

農家さんの出店の他に

(株)ココウェル代表 水井裕さんの

お話会がありました

 

 

 

 

もりのかぜ・らぼの Branch でも

取り扱っているココウェルの商品の一つ

ココナッツオイル

 

この日は

オイルの素晴らしさは勿論なのですが

ココウェルの社会活動のお話を

水井さん自ら直接

お話を聞くことができて感動しました

 

 

 

そもそも、この会社ができたのは

フィリピンから貧困をなくしたいという

純粋な思いからでした

 

 

 

水井さんは

学生の頃、途上国の環境問題を学ぶため

フィリピンの大学に留学しました

 

そこで見た深刻な貧困問題

 

調べると

貧しい農村部から仕事を求めて

都市部にやってきた人たちが

仕事に就けなくてゴミ山やスラム街、

路上生活を強いられていることを知ります

 

 

 

ゴミ山で鉄くずやプラスチックを拾って

生活する人々 (スライドから)

ここで生活している子供たちを見て

衝撃を受けたのだそうです

 

 

 

そして

貧困問題の根本的な解決には

農村部に産業を創ることで仕事を生み出し

都市部に来なくても生活できる環境を

創ることが必要だと感じ行動に移します

 

 

農村部を自ら訪ねた結果

出た答えが「ココナッツ」でした

 

 

ココナッツは農村部の至る所に

豊富に生育しており

太古から「生命の木」と呼ばれるほど

貴重な食糧資源として利用されてきました

 

でも多くの農家が

その利用価値を十分に活かせていないことに

気づきます

 

 

 

オイルの中でも

一番酸化しにくいオイルということや

様々な利用価値のお話

 

 

 

そして2004年に

ココナッツの価値を高め

農家の方々の安定した生活に貢献するため

ココナッツを専門に扱う会社を立ち上げました

 

 

今では

様々な商品も増え

フィリピンに向けての持続的な社会活動や

産学連携など多方面に事業を展開しています

 

 

COCO FUND PROJECT

 

ココウェルの「COCO FUND PROJECT」の

マークが付いている商品を買うと

商品1点につき10円が

フィリピンの社会貢献活動のために寄付されます

 

 

 

 

商品も素晴らしいので

社会活動の内容など

興味のある方は、ぜひご覧ください

 

 

 

 

毎日暑い日が続いています

熱中症にはくれぐれもご注意ください

 

 

少し涼しい話題

6月の高原で会った植物たちをご紹介します

 

 

 

那須連邦 三本槍岳にて

青空にとっても映えるミネザクラ

 

ほんのりピンク色の花弁を

赤いガクや葉が引き立てていて

とても可愛らしいのです

 

 

 

 

ひときわ鮮やかなピンク色は

ムラサキヤシオツツジ

 

那須の山には

大好きなシロヤシオが多いのですが

今年は裏年で少なかったそうで

見れずに残念でした

 

シロヤシオは 別名 五葉ツツジ

愛子さまのお印の花です

那須御用邸の近くでも

美しく咲くのでしょうね

 

 

 

 

山々を背景に

オオカメノキの白い花

 

近くの山々で

必ず会える木です

 

 

 

 

コイワカガミ

 

白くて小っちゃくて

思わず足を止めて

「かわいい!」と言ってしまいます

 

 

 

こんな岩の間が好きなようです

 

 

 

 

那須連邦は荒々しい岩肌が多い

友人曰わく「男前な山々」なんだそう

朝日岳から見た茶臼岳

 

この日は

朝日岳から下山途中に雹が!

1900mもあると雲が近いせいなのか?

水になる前の氷の状態で落ちて来るのか

当たると痛いんですよ😄

 

 

 

次は

 

 

尾瀬国立公園の一部に位置する

田代山の高層湿原

1900mを越える場所です

 

この日は帝釈山から田代山へ

湿原の向こうに少し見えているのが

会津駒ヶ岳

 

 

 

 

雪解けと共に咲く

チングルマの可愛い花たち

 

 

 

 

一面に咲くチングルマ

 

下界にいては知ることのない風景

 

天上にはまだまだ花の楽園があるのです

本当に大切にしたい

 

 

 

 

木道沿いに・・

チングルマとワタスゲ

 

 

 

 

高山でしか見られない池塘

 

池塘とは

単なる湿地ではなく

長い長い時間がかかってできる

泥炭層にだけ見られる池のような地形

 

泥炭層1センチできるのに

600年かかるんだそうです

 

 

 

 

姫シャクナゲ

ピンク色の鈴蘭のような形の花

 

だいぶ以前に

山野草屋さんで購入して

育てたこともありましたが

やはりうまくいきませんでした

 

その頃は

こんな湿地に咲くなんて知りませんでした

 

 

山のお花は

やはり山で見るからこそ感動があるんですね

 

 

 

 

タテヤマリンドウ

すっごく小さく

1㎝くらいの花なんですよ

 

 

 

 

イワカガミ

ブロンズ色の葉とピンク色の花が

湿原のとてもいいアクセントです

 

 

 

 

小さき花たちが織りなす絨毯

 チングルマ、イワカガミ、タテヤマリンドウ

姫シャクナゲ

 

 

 

 

夏は一面のワタスゲ

ぽんぽんと可愛らしい姿になります

 

 

 

 

美しい絶景の山姿

 

次に行ってみたい会津駒ヶ岳

 

 

 

 

これがオサバグサ!です

 

尾瀬周辺でも

ここ田代山でしか見られないのだそうです

 

葉が

織り機の縦糸を揃えるための筬(おさ)

に似ていることからついたのだそうです

 

 

歩く足元の先々に

山道の両側に、階段の隙間に

木の根元に、岩の上に

真っ白な小さい花がたくさん

 

まるで

「こっち こっち」と

先を案内してくれてる妖精みたいでした

 

 

 

 

ミツバオウレンもそこここに

 

小さいながら

背筋をピンと正して健気です

 

 

 

 

 

 

ピンク色のアズマシャクナゲも

濃いものから淡い色のものまで

 

 

 

 

ミヤマカタバミも

岩や斜面にへばりつくように

小さい体で頑張っています

 

 

 

 

山桜もまだ咲いていてくれました

 

 

 

 

ゴゼンタチバナの花はこれから

虫がいるのはミツバオウレン

このように同じ場所に一緒に生えています

 

 

他の場所では

セリバオウレンも種になっていたり

マイズルソウも

同じように一緒に生えています

 

 

 

斜面に這うように

硬質の葉似合わず

透明感のある艶っぽい美しい花

 

 

 

名前はイワナシ

名前の通り

花後は梨のような味と食感の

実がなるのだそうです

 

 

 

 

道すがらずっとチゴユリだと思っていた

たくさん見られる小さな株

 

花が咲いていている株にであったら

それらはタケシマランでした

 

 

 

 

見納めの下山時に

最後の最後にパチリ

スッと立ち姿が美しいオサバグサ

 

 

 

梅雨時期にもかかわらず

雨にも合わず最高の山行でしたが

一つだけ心残りが・・

 

それは

山の登りと下りの斜面の植物たちは

育つ時期がまるで違うらしく

 

帰り道に見た

オサバグサの萌え出したばかりの

瑞々しい淡い葉色が

とても美しかった

 

それを

撮らなかったことです

一期一会 

その時にしか見られない美しいもの

 

美しいのは「花」だけじゃ

ないんですよね

 

 

 

<前回からの話題の続きです>

 

 

今までは

「耕す」ことは良いことでした

 

 

「え?良いことでしょ?違うの?」

と思っていらっしゃる方も

多いことと思います

 

 

 

 緑肥用植物 ハゼリソウ 甘い香りもします

 

 

 「耕す」ことが

良いことばかりではないこと

「耕す」ことの弊害

むしろ

「耕さない」ことのほうがいいこと

 

 

ご参考に、以下

福島大学の農学群 食農学類

金子信博教授のある寄稿記事からの一部引用です(それを少し簡略にさせて頂きました)

 

 

 キノコ   コスモス   てんとうむし

 

最近の土壌生態学の研究は

生態系を構成する土壌の生物多様性が

健全な植物の成長を支えている

ということを明らかにしています

 

生態系の安定が

土壌の機能を高めているのです

 

土壌生物にとって

耕されることは「撹乱」でしかなく

それで住めなくなる生物もたくさんいます

 

つまり

耕うんを基本とする通常の畑では

意識的でなくても

生態系が不安定になり

土壌の機能を低下させてしまっている

ということになります

 

その結果

土壌肥沃度も低下し病害虫が大発生したり

 

さらに

それを補うために対症療法的に

化学肥料や農薬に頼ってしまう

 

 

そして、本来

土壌を多孔質で

軟らかく保ってきた生き物たちを

「耕す」ことで殺してしまい

 

その結果また土壌が硬くなり

排水性も悪くなってしまう・・

 

 

だから

仕方なくまた耕す・・

 

 

 * * * *

 

農薬を減らしても生産が可能か?

肥料をどうするか?

と農家には不安が大きいですが

 

そもそも現在の農法のあり方が

生態学の視点からは

生物多様性を低くしており

高コストをもたらしていることを知ってほしい

 

・・・(部分引用終わり)・・

 

 

 

 

不耕起栽培で、押し倒してマルチングに使われることもあるライ麦

 

 

 

 

耕さない農法・・・

 

にわかには信じがたい

という方もいるかもしれませんね

 

 

でも

見苦しいと思われることも前提で

実際ガーデンでも実験してみました

 

耕さない

雑草を根こそぎ抜かない

 

・・そうしていると

間違いなく

ミミズが増えてきました

畑でもです

 

 

 

まさに

「自然」有りのままなんですね

 

 

 

  ハチ  ハチ  ハチ

 

今日は FromFarmers でした

お越しいただいた方々

出店頂いた皆様お疲れさまでした

 

良い1日でした

詳しくはまた・・

 

 

 

 

 

皆さん楽しみにしていてくださる

カフェのカンター席から良く見える

ロサ・ムリガニーのアーチ

 

肥料も農薬も使わずに

毎年元気に咲いてくれます

 

 

 

<前回の続き> コスモス コスモス コスモス

 

森の風では

化学肥料や堆肥類も入れずに

ガーデンで花を畑で野菜を育てています

 

このバラ以外のバラも

ガーデンも

アブラムシなどで困ったことはありません

 

たくさんの種類の植物が

混植されていると

益虫と言われるものも多いからです

 

 

 

でも

だからと言って

全く何もしない訳ではなく

土壌が良くなるだろうと

思われることはしています

 

耕すことは最小限にし

有機物(抜いた雑草や切り戻したものなど)

は全て土に還しています

 

 

 

     赤い小輪バラ レッドキャスケード

 

 

 

自然の野山は

人為的なものを一切施さなくても

毎年美しい景観を作っています

 

それは自然には

そういうシステムが本来あるからですね

 

「自然に倣らう」の

倣らうとは学習するという意味ではなく

その自然のシステムを真似ること

 

私たちは

それに極力近づけようと

しているだけなんです

 

それが双方にとって

一番ストレスがかからないこと

そして一番持続可能だと思っています

 

 

 

 

 

無肥料でできるキュウリ

 

肥料で育ったわけではないので

その味は

透明感があって瑞々しく

あの気になる味や苦味などはありません

 

 

 

 

 

草の中のケールたち

マルチは抜くか刈った雑草です

 

ここは

新たに昨年からお借りした畑です

 

 

 

化学肥料を

ほぼ100%輸入に頼っている日本

 

その化学肥料の値段の高騰で

慣行栽培の生産者さんは

さぞ困っていることでしょう

 

 

 

 

 クローバー  クローバー  クローバー

 

 

自然が持つ本来のシステムや

土壌本来の機能を活かせば

 

化学肥料や農薬にお金もかからず

省エネルギー、省労働力に・・

 

 

これが

世界的な潮流になり始めています

 

 

 

 

先日、化学肥料のことを書きました

 

日本は今でも

面積あたりの農薬使用量はトップレベルです

 

 

森の風では

ガーデンも野菜作りも無肥料・無農薬

講座などでも

参加者の皆さんと一緒に

様々な実験をしています

 

 

 

 

森の風の自然栽培6年目の畑

 

自分達で種から拘って作ったケールです

基本、不耕起、草生栽培です

(草をきれいに抜かない)

 

なかなか

いい育ち方だと思っています

 

 

 

 

 

紫葉のケール

 

気温が低い日が多かったこともあるのか

無肥料なのか

未だに際立った虫はついていません

 

 

 

 

 

講座のために作ったキッチンガーデン

 

全く栄養分のない新しい山砂から2年目

生えてきた雑草のみを還してきた畑

 

少し前の写真ですが

有機物の含有量がまだ少ないので

それなりの育ち方ですが

虫はついていません

 

 

 

 

 

 

らぼ脇のキッチンガーデン

これも山砂に雑草のみを還してきて2年

 

虫はついていません

 

 

だから

農薬は全く必要がないのです

 

 

 

 

これ!

新芽にアブラムシがたくさん!

 

これはキッチンガーデンの一角の

鉢植えのケールです

土は市販の培養土を使いました

 

通常、市販の培養土には

元肥や堆肥が入っています

 

メーカーや種類によって

量はマチマチだと思いますが

特に「野菜の・・」と書いてあるものは

かなり入っているように思います

 

 

アブラムシは窒素分が大好きです

並んだ同じ場所でこの違いを見て

皆さん一様に驚かれます

 

 

 

肥料分が多いから虫がつき

それが嫌なので農薬を使う・・

 

 

肥料がなくても

自然栽培6年目の畑のケールは

健全でそれなりの大きさに育っています

 

肥料がなくても

自然の土壌には植物が育つシステムが

ちゃんとあるんですよね