月山の夏 その2

 

姥ケ岳を過ぎると

お天気も回復傾向

 

最初はガスっていましたが

お陰で気温は上がらずに

体力も温存できます ニコニコ音譜


 

 

 

 

晴れてくると

向こうの山並みも美しい姿を表わしてきました

 

 

コバイケイソウもまだ残っています

 

最初の急登でご一緒した団体さんに

また名前を聞かれます

 

「コバイケイソウ?難しい名前だなあ 

どうしたら覚えられるかなあ?」

 

「どうしたら?・・・

一つ一つが小さな梅の花(コバイ)みたいで

葉がケイランという植物に似ているから

コバイ・ケイ・ソウというみたいですよ」ニコニコあせる

 

 

 

向こうには今だに残る雪渓

そこには点々と人の姿が・・

 

最後まで雪を惜しんで

スキーかボードを楽しむ人たちが

まだいました

 

 

 

 

 

 

進むごとに変わる風景とお花畑

 

ニッコウキスゲの山吹色と

ハクサンボウフウの白と

ヨツバシオガマのピンク色 ハート

 

 

見上げると山の斜面いっぱいに・・

綺麗だなあ

 

 

しばし立ち止まって

花の景色に包まれている幸せに浸ります

 

 

 

 

 

ハクサンボウフウの花

 

セリ科の植物は似ているものが多く

私には

名前が判断でいないものも多いです

 

 

 

 

 

ヨツバシオガマ

名前と言えば

この「シオガマ」も???です

 

ヨツバは

四つの葉が輪生するからですが

シオガマとは

海水を炊いて塩にする「塩竈」のことのようです

 

 

 

 

あれ?

これは5枚の葉が輪生しています

 

 

昔は日本中の浜辺で

塩竈で塩作りする風景は

よく見られたそうです

 

美しいことの例えとしているとは思いますが

なぜ山の植物に海の塩竈なのかな?

 

その風景(塩づくり)が美しいから・・

という説もあるそうですが

 

何となく???

な感じが拭えません

 

 

 

 

 

 

これはミヤマシオガマ

ヨツバ・・に比べて

丈がグッと低く岩場の方に多くみられます

 

よく目立つマゼンダ色です

 

初めて見たのは岩手の早池峰山でしたが

あまりの鮮やかさに

高山にはちょっと不似合いな気がして

かなり驚きました

 

 

 

 

 

シオガマついでに・・

 

こちらはトモエシオガマ

葉の切れ込みがなく

ほんのりピンク色の花

 

 

 

 

 

咲き終わり・・ですが

エゾシオガマは白い花です

 

色々なシオガマが咲いていました

 

 

 

 

 

イワオトギリの黄色い花と

トモエシオガマ

 

イチゴみたいな葉はミヤマキンバイ

お花は終わり

 

 

 

 

 

 

ツマトリソウもひっそりと

 

 

 

 

 

鮮やかな紫色は

タテヤマウツボグサ

 

平地で見るウツボ草よりも

花も茎や葉もふくよかな感じです

 

 

 

 

 

 

月山は

樹林帯がないので稜線が見渡せます

 

ということは

お天気がいいと日陰がないので

かなり暑いということですが

でも

この日は涼しくて登るには最高でした

 

後で聞きましたが

下界は最高に暑かったそうですね

 

 

 

柔らかな美しい稜線と

歩いてきた道を時折振り返りながら

登ります

 

 

 

続く

 

 

 

私たちもお手本としている

高田宏臣さん著「土中環境」ですが

その2冊目が出版されました!

 

今回の本は

大人も子どもにもわかるようにと

わかりやすいイラストや写真、図解も多く

本当に誰が読んでも

「わかりやすく」なっています

 

 

Amazonでは

初日に在庫切れになってしまったそうです!

森の風にはたくさん在庫がありますビックリマーク

ぜひ

気になる方はお買い求めくださいませ ニコニコしっぽフリフリ

 

 

 

最初の「土中環境」

 

 

今回の本は

近年の水害や土砂災害の現場の写真も

たくさんありました

 

それを見ると

高田さんが常々

原因は地球温暖化だけではなく

 

自然のあり方を理解しない現代土木にこそ

大きな原因があり

復興といって施工される工事が

さらに状況を悪くしている

 

そんな現実がよくわかります

 

 

 

 

写真はグリグリをしているところですが

 

本の中には

誰でもできる環境改善の

具体的な方法や実行の仕方まで載っています

 

その中にも

このグリグリが出てきますよ 音譜

実は貫通ドライバーです

 

どんな時に使うのか

どうやって使うのかなども

イラストでわかりやすいです

 

 

 

 

このような植栽マウンドの

作り方も

考え方も・・

 

 

私たち森の風も

高田さんのダーチャや

地球守のワークショップに

参加させてもらって身につけてきました

 

 

 

 

根に張り付いている菌糸

黒いのはくん炭です

 

この菌糸のこともくん炭のことも

詳しく書かれていますよ

 

 

 

小さなことでも

自宅周りや身近な場所でも

誰でもできることがたくさんあります

 

こんな考え方が

スタンダードになってほしい

 

ぜひ手元に置いて頂きたい一冊です

 

 

 

月山の夏 その1

 

8月始め

一面のキンコウカを

一度見ておきたくて向かった月山

 

 

1ヶ月前にはアイゼンを使って登った急登

その先に待っていたのは・・

 

 

 

 

 

 黄色い世界! ラブ クラッカー

 

 

 

 

 

 

はるか向こうまで一面のキンコウカ

 

少しガスっていましたが

真っ青な空だったらよく映えて

まさにウクライナブルーの

組み合わせだったでしょう!

 

 

 

最初の急登を登っている時

遠くから来たらしい団体さんと一緒になりました

 

名前を知りたがっていたので

「キンコウカですよ」

「キン・・?」

「金色の光の花というお花です」

とお話しすると

 

「・・まるで極楽だね」と男性

 

 

 

このフレーズ・・

そうなんです!

私の友人も初めて月山を登った後に

「極楽という場所があるならこんな感じかな」と思った

「一度見せてあげたい」

と話してくれたことがありました

 

それがあって

一度ぜひこの季節に来てみたかったのです

 

 

 

 

朝露に濡れるキンコウカ

 

放射状に広がる黄色の花びら

それが無数に・・

本当に金色の光を放っているようです


 

 

 

 

アップ!

この季節にしか会えない植物たち

 

 

この季節にしか見れない風景

一期一会です

 

 

 

 

 

「素晴らしいですねえ」とその男性

知らない同士でも

山の感動はすぐ共感し合えます

 

 

 

 

この斜面を登ると姥ケ岳

 

 

 

 

 

黄色の元気な花はウサギギク

なんでウサギ?

 

植物の名前の付け方には

納得するものと???というものもありますね

 

 

 

 

 

 

ミヤマリンドウ

 

キンコウカの黄色に所々の青

素敵な組み合わせ ラブラブ

 

 

 

 

 

 

湿地に咲くウメバチソウ

 

ころんとした蕾がかわいい 音譜

 

 

 

 

 

 

イワショウブ

菖蒲に似た葉なのでこの名が

 

でも小さな花

赤いシベがチャームポイントです

 

 

 

 

 

 

あれ?

ボケた写真だけど 

イガグリスゲ?でしょうか・・

 

 

 

 

 

 

月山は花の百名山

 

 

この後の稜線歩きでも

様々な植物たちが待っていてくれました

 

 

 

 

続く

 

もりのかぜ・らぼの玄関脇

 

豪雨や猛暑続きで人間はダウンしそうですが

置かれた寄せ植えは

涼しげに

綺麗に咲いてくれています

 

 

昨日も今日も、地震もありました

あちこちで線状降水帯などによる

警報も出ていますね

 

そんな中

やはり

花があるだけで心癒されます

 

 

 

 

 

入口の

山葡萄も色づき始めました

 

今年は良く実がつき豊作です

 

 

 

 

 

なんちゃってワインか

それともジャムにしようか・・

 

 

広げた畑の野菜などの収穫も多く

自分で作ったものが食卓を豊かにし

それで日常が賄えることの

幸せを感じています

 

しかもそれらは

安全で全く心配のない作り方なので

なおさらです

 

 

ときに巨大なキュウリになったり

冬瓜のようなズッキーニになったり・・爆笑あせる

それはご愛嬌

 

でも無駄にせず

工夫して美味しく頂いていますよ

むしろレパートリーが増えていいかもニコニコチョキ

なんて・・

 

 

だって

農薬や化学物質などの全く心配もない

自然の営みがもたらしてくれた

自然の恵みそのものなんですもの

 

これ以上の贅沢はないと思っています

そして何より!

美味しい!!のです

 

 

 

 

 

雨の日は外での仕事はできませんが

 

でも

雨の日にしかできないこともあります

 

「雨水の流れを見る」ことです

 

排水が流れず溜まってしまう場所

水脈が詰まって滞ってしまう場所

 

雨水がきちんと浸透できずに

泥やアクが溜まっている場所

 

そんなものを見るチャンスでもあります

 

 

 

 

              ミズトラノオ

 

 

 

映画「杜人」の矢野智徳さんは

そのつまりを

移植ゴテ1本できれいに解消していました

 

 

そういえば私の父も

雨の時や雨上がりというと

何かしら土や石を動かしていた気がします

 

昔の人たちは

そんな知恵や知識は

特別なことではなかったんでしょう

 

 

だから、雨の日は

「雨水の流れを読む日」

だったのだと思います

 

 

 

 

       ウォータークローバー

 

 

最近の災害は

頻繁で規模も大きくなってきています

 

でも

全くお手上げしているだけでは始まりません

 

昔の人たちにとっては

普通の知恵だったことくらい

私たちでもできることは

たくさんあるはずです

 

そんなことを

一つでも二つでも実行していきたい

学びたい・・

 

 

 

うるさいほどの雨の音を聴きながら

そんなことを考えています

 

 

 

<月山の続き>

 

 

エーデルワイスの仲間のウスユキソウですが

月山のウスユキソウは小柄です

別名 ヒナウスユキソウとも

 

 

 

 

 

7月上旬

雪渓が残ります

アイゼンを借りて・・

 

隣では

最後の雪でスキーを楽しむ人も

 

 

 

 

 

 

石と木道の間に咲くイワカガミ

 

優しい色です

 

山を愛する人は

こんな場所に咲く花を写真を撮っても

踏みつける人はいませんよね

 

 

 

 

 

 

やはり岩の隙間に

ミヤマリンドウ

 

低山だとフデリンドウがありますが

それの高山型だそう

 

 

山に咲く花たちは

みんな小さく可憐です

 

この青色は

よく目を引きます

 

 

 

 

 

木道沿いに

ピンク色のヨツバシオガマ

 

 

 

 

 

 

蕾は濃いピンク色で

咲くと淡い色に

その組み合わせとてもが綺麗

ハクサンシャクナゲ

 

 

 

 

 

 

木漏れ日の中に

ゴゼンタチバナ

 

葉が6枚になると花が咲くそう

右の4枚の株は来年なのかな?

 

秋の赤い実もかわいいのです

 

 

 

 

同じような場所に咲く

マイズルソウ

 

こちらも赤い実がつきます

 

 

 

 

 

 

美しいゼブラ模様の山

 

雪が解けたばかりのところは

まだ荒涼とした茶色

 

でも

日が当たり始めると

次々と花たちが姿を現します

 

 

 

 

 

 

丸いのがイワイチョウの葉

次々に芽が出始めています

細長いのがコバイケイソウ

 

赤いのは

咲き終わったショウジョウバカマ

 

 

 

 

 

 

ひっそりと咲き出していました

ミツバノバイカオウレン

 

本当に雪解けを待っていたかのよう

 

 

 

 

 

 

 

陽を浴びて 晴れ音譜

 

健気に咲く姿 

イワイチョウの葉の間に見えるのは

ヒナザクラ

 

本当に可愛いのですラブラブ

 

 

 

 

 

体長 数センチ

花は1センチもありません

 

「かっわいい!!」と思わず

口に出さずにはいられない花の一つです

 

 

 

 

 

小さい体で

一生懸命咲いている

 

 

時々追い越し追い越されしていた男性

車で寝泊まりしながら

山歩きしているのだそうですが

 

「この花が好きなんです」と

カメラを向けていました

 

 

誰もが「心優しい気持ちになれる」と

思わせてくれます

 

 

 

 

 

 

「清楚」

品があってその言葉がぴったりの花

イワイチョウ

 

 

先ほどの丸い葉の中から

立ち上がって咲いています

 

美しいです

 

 

秋には葉が

イチョウのように黄葉します

 

月山の秋は草紅葉も美しいですが

その一つにこの葉の黄色も貢献しています

 

 

 

 

 

自生のクロユリ

 

時期的に終盤で最後の一輪という感じ

 

春の山野草は

次々に顔ぶれが変わっていきます

 

 

 

 

 

山に行くのは

植物の本来の姿を見たいから

 

いつ頃どんな場所でどんな風に・・

そこに行って会うことが

その植物を知る一番の近道だと思います

 

 

 

その植物なりの生命力や輝き

それは園芸品種とは全く違うものがあります

 

そんな出会いには

地に足をつけて生きること

忘れかけていた大事なものや事

 

生き方さえも

改めて教えてもらえるような

深い感動を

毎回もらっています

 

 

 

 

花のアップや特に綺麗な写真は友人提供

いつもありがとう コスモスラブラブ