「1100円になります。」
その出されたお金をレジへ入れようと
ふと触った100円玉が
目が覚めるほどに冷たかった
違うとは思うけど
冷凍庫に入ってたのかと思うほど
冷たい100円玉だった
ひんやりしてた
ストーブでほかほかになった
店内にいる私の手の中で
ゆっくりと人肌に馴染んでいく
いったい
どれくらいの道のりを経て
ここへたどり着いたのだろう
財布の中にある100円玉が
こんなに冷えるのは
余程の時間
この寒空を
歩いてきたのか
もしくは
電車を乗り継いで
バスかもしれしないな
おもむろに
私はブランケットを
ストーブで暖める
あちちって思いながら
つかの間だけど
冷えた身体の膝くらいは
暖めていってほしいな、と
また寒い道のりを
帰って行くのだから
また来てくださいね
お待ちしてます
#何気ない日々