高次脳機能障害の男性が自叙伝 障害の苦悩つづる | 身体の不調捜査隊!

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 三田学園中・高校出身で、高次脳機能障害がある小林春彦さん(28)=東京都=がこのほど、自叙伝「18歳のビッグバン 見えない障害を抱えて生きるということ」を出版した。ある日突然、障害者となった思いを赤裸々に告白。小林さんは「障害を知らない人に知ってもらい、同じ悩みを持つ人を勇気付けられれば」と訴えている。(村上晃宏)



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 小林さんは、中学・高校で吹奏楽部に所属し、全国大会に出場するなど活躍。高校卒業翌月の尼崎JR脱線事故で、他校の音楽仲間が亡くなった。東京大学を目指して浪人していた小林さんは吹奏楽仲間を誘い、合同葬で追悼演奏を行った。

 演奏の3日後、大阪市内で突然倒れた。病名は「右中大脳動脈閉塞(へいそく)症・広範囲脳梗塞」。親友の死というストレスが主な原因とみられた。「『なんで俺が…』という気持ちだった」と振り返る。

 懸命のリハビリで、3カ月後には退院。しかし、本当の試練はその後だった。遠近感や立体感などの知覚が失われ、姉と妹を判別できないことも。それでも外見は健常者と同じ。自身も周囲も症状を理解できず、つらさばかりが募った。

 高次脳機能障害という診断名が付いたのは2年後の2007年。リハビリに励むものの、新しい症状が次々と判明した。

 「相貌・地誌・視覚失認」。人の顔も、今自分がどこにいるのかも分からない。「失音楽」。音の高低やリズムが分からない。「半側空間無視」。体の左側にある空間を意識できない…。

 同じ頃、障害や病気のある小中高校生・大学生の進学や就労支援をする東大主催の「DO-IT Japan」プロジェクトに第1期生として参加。障害者らと触れ合い、小林さんも「障害を受け入れよう」との覚悟が生まれたという。白杖(はくじょう)を持ち、左手に手袋をするようになった。

 現在は東大で事務の仕事に就いている。3年前から母校・三田学園で講演を行い、今年4月には三田市内で脱線事故の犠牲者追悼コンサートを開催した。小林さんは「障害を抱えてから『人に頼る』ことの大切さを覚えた」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151208-00000003-kobenext-l28


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