俺はかねてより“アメリカンミュージック”が大好きだと公言してきた。
“アメリカンミュージック”に関する音源を聴いたり書物を読んだりしてきた。
そんな中で必ずと言っても良いほど登場するレコードがある。
それが“Anthology Of American Folk Music”というレコードだ。
1920年代から30年代頃のアメリカのフォークミュージックを編纂したオムニバスアルバムで“アメリカンミュージックのバイブル”と言われている。
”ボブ・ディラン”をはじめ俺が大好きでルーツともしている1950年代から60年代のニューヨークはグリニッジビレッジを中心とした“フォーク・リバイバル”の時代の全てのシンガー達に多大な影響を与えたレコードだ。
そんなレコードがCDになっている。
このCDの評にはディラン達への影響はもちろんの事だが、こんな事が書かれている。
“これを聴かずにアメリカ音楽を語ることなかれ”。
俺は今までニューヨークで歌ったり、“ウディ・ガスリー”やディラン縁の地を巡ったり、“ザ・バンド”のメンバーのお墓参りに行ったりという体験をしてきた。
しかし更に遡った、彼らが影響を受けた音楽はあまり知らない。
評が言うように、俺には“アメリカ音楽”を語る資格が無いのだ。
そこで、このCDを購入して聴くことにした。
今の俺にはかなり高額な買い物ではあったが教科書を買ったつもりで思い切って購入した。
“聴かずに語ることなかれ”と言われたが聴けば語っても良いという単純な事でも無いとは思うが勉強や体験は徹底的にしたいので俺はこのCDを購入して聴く。
100年も昔のレコードが現代の60才のシンガーソングライターにどんな影響を与えるのか、楽しみだ。
