義母・麗羅Ⅵ
手術着に着替えた麗羅は地下にある霊安室のほうに向かっている。
何度の来たことのあるところだった。
そして父は何もない壁に向かってたちどまった。
さらにポケットからリモコンを取り出し操作すると、目の前には10センチ四方のカードキーをいれる装置が現れたのだった。
父がそれにカードを差し入れると自動でドアーが空いたのだ。
そして二人が中に入るとドアーは自然に閉じたのだった。
どうやら地下の秘密の部屋らしい。
父は麗羅を案内するように奥へ奥へと進んでいく。
二十畳くらいある部屋の中で一番奥の部屋に入っていった。
中に入るとそこは手術室だった。
そこには地下であるにもかかわらず二階にある手術室よりも最新の器械が置いてあり不思議な感じがしていた。
ここは父の研究用の手術室だろうか。
「さあ麗羅、この三人のホーデンを除去しなさい。」
と父が指差した先には顔に白い袋をかぶせられ、大きく足を広げた形でベッドに革ベルトで固定された三人の男性の身体が横たわっていた。
麗羅は怪訝そうな目で父を見た。
父の目は早くしなさい、というような目で麗羅を見ている。
麗羅にとって生きた人間を手術できりなんて夢のような出来事だった。
麗羅ははやる気持ちを抑え、メスを手にした。
ホーデン除去は犬でしたことがある。
袋を裂き、球を取り出し鋏を入れるだけの簡単な手術だ。
手術後の縫合さえきちんとできれば失敗はない。
それにそばには父もいる。
何かあれば父からの助言、助力があるだろう。
そう考えた麗羅は手術を開始したのだった。
最初の男は初めてだったので少々てこずったが、慣れた三人目は時間も少なくて済んだのだ。
しかしこの三人はどういう患者なのだろうと改めて見ると胸にわずかばかり、乳房ができていた。
“ああ、ニューハーフ希望なのか” と麗羅は納得した。
三人目の縫合が終わり、手を洗い手術着を脱いでいる時だった。
父が麗羅に、「麗羅、この三人はあの三人だ。」といったのだった。
“あの三人?”
「娘を犯され、脅迫されて黙っている私だと思うか!脅迫に屈したふりをして、さる組織に頼んでここに来てもらったのだ。」
「誘拐?」
「誘拐じゃあないさ、危険人物の身柄拘束・・かな」
「・・・・・・・」
その時麗羅は父が何をしてきて、これから何をしようとしていることが分かったのだった。
この三人はおそらくニューハーフにされるのだろう。
おそらくあの胸の膨らみは女性ホルモンを投与されて成長したのだろう。
そしてホーデン除去のあと、またホルモン漬けにされるだろう。
結果、限りなく女性の体に近づいてくるに違いない。
その後どうなるだろう。
まだ人生経験未熟な麗羅には分からなかった。
手術着に着替えた麗羅は地下にある霊安室のほうに向かっている。
何度の来たことのあるところだった。
そして父は何もない壁に向かってたちどまった。
さらにポケットからリモコンを取り出し操作すると、目の前には10センチ四方のカードキーをいれる装置が現れたのだった。
父がそれにカードを差し入れると自動でドアーが空いたのだ。
そして二人が中に入るとドアーは自然に閉じたのだった。
どうやら地下の秘密の部屋らしい。
父は麗羅を案内するように奥へ奥へと進んでいく。
二十畳くらいある部屋の中で一番奥の部屋に入っていった。
中に入るとそこは手術室だった。
そこには地下であるにもかかわらず二階にある手術室よりも最新の器械が置いてあり不思議な感じがしていた。
ここは父の研究用の手術室だろうか。
「さあ麗羅、この三人のホーデンを除去しなさい。」
と父が指差した先には顔に白い袋をかぶせられ、大きく足を広げた形でベッドに革ベルトで固定された三人の男性の身体が横たわっていた。
麗羅は怪訝そうな目で父を見た。
父の目は早くしなさい、というような目で麗羅を見ている。
麗羅にとって生きた人間を手術できりなんて夢のような出来事だった。
麗羅ははやる気持ちを抑え、メスを手にした。
ホーデン除去は犬でしたことがある。
袋を裂き、球を取り出し鋏を入れるだけの簡単な手術だ。
手術後の縫合さえきちんとできれば失敗はない。
それにそばには父もいる。
何かあれば父からの助言、助力があるだろう。
そう考えた麗羅は手術を開始したのだった。
最初の男は初めてだったので少々てこずったが、慣れた三人目は時間も少なくて済んだのだ。
しかしこの三人はどういう患者なのだろうと改めて見ると胸にわずかばかり、乳房ができていた。
“ああ、ニューハーフ希望なのか” と麗羅は納得した。
三人目の縫合が終わり、手を洗い手術着を脱いでいる時だった。
父が麗羅に、「麗羅、この三人はあの三人だ。」といったのだった。
“あの三人?”
「娘を犯され、脅迫されて黙っている私だと思うか!脅迫に屈したふりをして、さる組織に頼んでここに来てもらったのだ。」
「誘拐?」
「誘拐じゃあないさ、危険人物の身柄拘束・・かな」
「・・・・・・・」
その時麗羅は父が何をしてきて、これから何をしようとしていることが分かったのだった。
この三人はおそらくニューハーフにされるのだろう。
おそらくあの胸の膨らみは女性ホルモンを投与されて成長したのだろう。
そしてホーデン除去のあと、またホルモン漬けにされるだろう。
結果、限りなく女性の体に近づいてくるに違いない。
その後どうなるだろう。
まだ人生経験未熟な麗羅には分からなかった。