セミ5ラウンドシステムの授業

■5ラウンドシステムの授業は、埼玉県熊谷市の全公立中学校で実施されるなど、多くの先生方が取り組んでいる指導法です。

私は、基本的な部分は横浜市立南高校付属中学校のやり方を手本とし、それをアレンジして行っています。例えば、教科書を3unitずつに区切ってラウンドの授業をしています。評価・評定の偏りや他の先生との違いを最小限にしようと考えたからです。本来のラウンドシステム制の授業を変えてやっているので、セミ-ラウンドシステム制と勝手に名づけました。

 

1.評価の偏り

・附属中学校の5ラウンドシステム(以下「本家」)の方法だと、夏休み前は、ラウンド1とラウンド2ぐらいで終わってしまいます。そうなると、定期テスト問題作成や実技試験の実施が難しくなります。特に、1年生の中間試験は、ほぼ聞き取り問題となります。評価・評定に高い興味をもっている家庭からは、不安?の声が出てきそうでした。また、ラウンド5のストーリーリテリングが3学期に実施されます。3学期は毎回のようにストーリーリテリングになるのかな?と想像しました。(やったことがないので、分かっていない。)そこで、定期試験や実技試験などの実施時期、評価・評定の時期などを考えて、全UNITを3つに区切って(UNIT1〜3 / 4〜6 / 7と8)やることにしました。本家のような、中高一貫校なら、評価・評定も柔軟な対応ができたのではないかと思います。

 

2.指導と評価の一体化

・指導と評価の一体化をするために、「聞くこと」「書くこと」のperformance test(実技試験)は、定期試験で実施し、「話すこと(発表)」は、Story-Retelling testで、「話すこと(やり取り)」は、面接試験をperformance testとすることにしました。これらを評価活動(目標、ゴール)として、指導(日頃の授業)をラウンド制の授業をベースに取り組みました。目標をはっきりさせることで、授業もシンプルになり、活動もブレなくなりました。