受刑者が23日間に亘る逃走劇 | 奇跡のだいちゃんのブログ

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今日は二十四節気の立夏

暦の上では、もう夏だ

また暑い夏がやって来る



いわゆる「塀のない刑務所」

からの逃走劇

地元住民は肝を冷やすような日々

だったと思う

警察はあくまでも地元「向島」を

中心に消防団の協力を得て捜査していた

しかし4月24日以降

容疑者は向島の防犯カメラに

映っていない

ということは4月24日以降に

「海を泳いで本州に渡った」とみられる



爆笑びっくり 今回の逃走劇の背景 プンプンてへぺろ



「塀のない刑務所」は全国に数カ所

開放型の刑務所には

「犯した罪が比較的軽い」「模範囚」

といった収容の基準がある

一般の人に近い環境で職業訓練や

自立した生活を送り、社会復帰を図る

こうした考えで運営されている

刑務所の一つが今回の松山刑務所

大井造船作業場だ

松山刑務所によると

窃盗罪などで収容されていた

平尾容疑者は2020年1月に刑期を

終える予定で、昨年12月に

同刑務所から大井造船作業所に移った

言ってみれば、後一年半ほどの刑期を

残しての逃走劇になる

今回、松山刑務所大井造船作業所から

脱走した受刑者が広島市内で逮捕された

平尾容疑者が

「刑務官からいじめられていた」

「他の受刑者から嫌がらせを受けていた」

などと供述しているとメディアは報じる

一方、松山刑務所によると

作業所内では役職につくなど

生活態度に問題はなく

他の受刑者とのトラブルも

確認できていないという



爆笑ニコニコ  刑務所の刑務官  びっくりムキー



刑務官とは

刑務所や拘置所で勤務する法務事務官

受刑者の社会復帰と更生を目指す

一方、法務教官は

少年院や少年鑑別所、婦人補導院

少年刑務所などで

青少年の矯正教育を目指す

何が違うかというと

前者は成人が対象で

後者は未成年が対象になっている

ただ、日本の刑務官や法務教官は

「矯正」に象徴されるように

厳罰主義の色彩が強い

したがって、罰則的で厳しい指導が

良いとされている傾向にある

確かに罪を犯した者への罰則は

必要に違いないが

「目には目を歯には歯を」方式では

更生できる者も更生できない

もっと教育的な視座が

刑務官や法務教官にも必要だと思う

20年近く教鞭を執ってきた

夜間の社会人大学院に

法務教官が何人も「臨床教育学」を

学びにやって来た

彼らの視座は「臨床」であり

「教育学的」「心理学的」な

アプローチを大切にしていた

「臨床」的な視座があれば

対象者(受刑者)と刑務官もしくは

法務教官との強い軋轢や葛藤は

軽減されていたに違いない

そういう意味で司法界や法曹界も

変わっていく必要があると考える

受刑者とはいえ「人間」だ

今回の逃走劇も

受刑者がもっと人間らしい「扱い」

を受けていれば

このような逃走劇は

避けられていたかもしれない