ぷー太郎が大学教授に…その③ | 奇跡のだいちゃんのブログ

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人生や社会体験 身のまわりで起きている 種々の出来事について 記事にします!

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よく見る夢には、大学時代の成績不良

次いでよく見る夢は

二度目に就職した病院の話

必ず出てくるのが亡くなった院長

最近も、大学を定年退職して

もう75歳近くなるのに

もう一度、病院に就職しないかという

しかもフルタイムで!

昔は、純粋な院長だったが

晩年は金亡者になっていた

在職中、院長が廊下をペッタンペッタン

特有の歩調で歩いてくる

院長のニックネームはグッチー

捕まれば「2時間愚痴を聞かされる」

覚悟が必要で皆離散してしまう

話をよく聞いたのがぷー太郎だった

そういうこともあってないのか

夢にもよく登場する

ともかく夢の中ではこちらもいい加減で

早く帰ったり、遅く帰ったり

ただ、いつも困るのが

病院の駐車場に停めていたはずの

自分の車がない

朝、どこに停めたか記憶になく

帰れなくて困り果てるという夢だ



照れニコニコ  最初の就職先は…ニヤリウインク



ともかく、都会は好きでない

地方に就職先を求めていると

先輩が関西に帰って来たい

つけては後任をということで名乗り出る

広島県のど田舎だった

願っても無い田園風景

その土地の豪族が建てたという

精神科の病院だった

単身で病院の中に住み着くことに

見晴らしの良い元院長室を頂くことに

副院長も平日は病院の中に住む

夕方の4時には副院長が入浴する

4時半には副院長に次いで

入浴するように促される

4時半は勤務中、躊躇していると

後が支えているから入らないと困る

と半ば強制的な入浴になる

最初は院内の所在が分からず

洗面器を持って院内をうろついていると

「キミ何病棟かね!ウロウロしないで…」

「いや、こういう者です」と言うと

「あっ最近来られた先生ですか?」

入浴は一日の中で最高の気分だった

風呂は個室で誰もいない

精神科の患者さんに気を使うこともない

五右衛門風呂でいささか不安定だったが

風呂ってこれほど良いものとは…

再認識した



ニコニコ口笛  自転車で通勤する ウインクおねがい



結婚して、昔庄屋さんの離れを借りる

通勤は自転車で小一時間

芦田川沿いに遡り、抜群の風景

病院の近くで宴会があって

自転車での帰り道では

細い堤の道から何度も転げ落ちて

すり傷をたくさん作って帰ったことも

病院の忘年会での帰り道

乗せてほしいと言う人を後ろに乗せる

ふと気づくとやたらに軽い

後ろに乗っていたはずの人がいない

どこで落としたか?

二人とも酔っ払っているので定かでない

後戻りするが見当たらない

病院から気づいた地点までもう一度

いない‼️

今度は歩いてゆっくり探す

途中に小さな川があり橋を渡るが

橋の欄干がない

暗い闇夜の中、干上がった小川で

寝ているではないか?

ここで落ちた?

という田舎ではの話が思い出深い



照れチュー  風変わりな院長  ウインクえー



豪族の血を引く院長

院長もうつ病で調子が悪いと

病院に顔を出さない

自宅は病院に併設されている

遠縁にあたる事務長は院長を

「ありゃあ変質者ですけんにのう」

と備後弁で批評するのが口癖だった

その院長とケンカをして辞めることに

古い精神科の病院では

陳旧病棟の患者さんを太陽に当たる

こともしない

一日中、作業療法と称して袋張り

をして、すぐそばにある運動場にも

出さず、散歩もさせない

新任のぷー太郎には

極めて非人間的に見えた

運動場に出すように院長に進言しても

なしのつぶて

当時の精神科の病院がそうであっても

ぷー太郎には許せなかった

かくて、次の就職口も決めないまま

病院を辞職して関西に帰る