こんにちは!続きになります。

 さて、ここまで長野のおじさんはくせ者。行きたくないけど、お見舞いに行った。母は、おじさん(母の兄)のエンドレスグチグチタイムをどう乗り切るか!までだったと思います。

 まず、市役所への文句からはじまり、市役所からの政治へと移ります。自民党がどうだこうだ、なんて言ってたのですが、あら、きづいたらロシアに…どう話が飛んだんだ?聞き漏らしてしまいました。母は、うん、うん、そうだねぇを繰り返してます。これは、私もよく仕事で使う手ですね。時折相手が言ったことを繰り返す、オウム返しを挟むと、なおさら相手は気持ちよく喋るのです。当然、母は既に目が死んでます。全く興味のないことを自慢げに喋られて、嬉しい訳がない!

 私はどのタイミングで話を切ってここから脱出すれば良いのか、おじさんの様子を伺っていました。すると、歳のせいか、息が切れ始めたじゃありませんか。これはちょっとの間を狙って、締めに入れる状況!チャンス到来です。

 そして、ついにその時が来ました。おじさんの、ふぅ、という息遣いが出た一瞬を逃さず、


そろそろ行こうか!


母の死んでいた目に生気が蘇ったのです!

そして、我々は退散したのでした。時間にしておよそ2時間。まずまずのタイムです。姉は半日近く捕まることがあるそうなので上出来でしょう。

 そんなわけで、長野の憂うつタイムは無事終了しました。

 その日の夜はいとこを交えて3人で食事をしました。いとこも父は怖かったけど、今は丸くなった、なんて言ってましたので、やはり自分含めて年を取ったのでしょうね。

 次回は、母と城巡り編になります。親孝行後編はほのぼの旅行記ですね。