大阪クラシック3日目の9月15日(火)16時開演、大阪市中央公会堂中集会室にて行われたのは、

ピアノ平山麻美、大フィルコンサートマスター須山氏と弦楽器トップ奏者による

♪ドヴォルザーク：ピアノ五重奏曲　イ長調　作品81

写真左から

コンサートマスター/須山　暢大

第2ヴァイオリントップ奏者/宮田　英恵

ピアノ/平山　麻美

ヴィオラトップ奏者/木下　雄介

チェロトップ奏者/諸岡　拓見

昨年フランクのピアノ五重奏曲ヘ短調に取り組み、今回が大阪クラシック2度目の出演でしたが、リハーサルで最初に音を出した時に1年ぶりと感じないほどスッと自然に皆の音が集まったとても良い感覚でした！

ピアニストの平山さんも、大フィルメンバーと同じくらい”大阪クラシック2020”の開催を心待ちにしてくださっていて、喜びの気持ちで意気揚々と参加してくださいました♬

彼女は弦楽器奏者との共演経験もとても豊富な上、さらにそれぞれの楽器の個性、弦楽器のグループとして作られた音色に寄り添いながらも、ピアノの華やかさや繊細さなど多くの表現力の引き出しをお持ちで、弦楽器メンバーもその素晴らしさに魅了されながら和やかな雰囲気で音楽作りをしていくことができました。

そして、メンバー全員が、『きっといい演奏会になるね！楽しもう！』と中集会室でお客様の前で演奏できることことへの感謝を話して臨みました。

大フィル会館のホールでのリハーサル時↓

中集会室で今回使用したピアノ『ベーゼンドルファー』の楽器のカラーや特徴が平山さんととてもフィットしていて、彼女のホールでのバランス感覚も素晴らしく、弦楽器の４人も伸び伸びと気持ちよく演奏することができました。

アンコールは、静かでゆったりとした音楽を通してお客様を温かい気持ちで癒すことができたらと思い、

モーツァルト：ピアノ協奏曲第１２番K.414　イ長調より第２楽章（室内楽版）※

を演奏させていただきました。

２度目の出演を経て、終演後『是非今後もこのメンバーで他の作曲家の作品も取り組みたいね』、と話していたので、来年の大阪クラシックや、その他の機会に大阪でまた演奏したいと考えています。

次回取り組みたい作品なども挙げて意気込んでいます！

多くのお客様にこのメンバーのピアノ五重奏をお聴いていただけるよう、グループとして、また１人１人が精進していきたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します♪

そして、弦楽器メンバーはこの室内楽での取り組みを、是非大フィルの音楽作りにも生かしていきたいと思います！

※ピアノ協奏曲第11番～１４番まで、モーツァルト自身の編曲で室内楽版（ピアノ五重奏版）が出版されています。

大阪クラシック3日目 第7公演♪ピアノ五重奏