自覚と書くと、何か新しい現象について自覚したのかと思われるかもしれない。
月曜に病院でCTスキャンの画像を見せられ、私は私が壊れているのを感じた。壊れた体にしがみついているのが私。
車いすに乗った顔色の悪い若い奥さん、車いすを押す旦那さん、そのあとから無心についていく女の子。自分が沈んでいるときは、暗いことしか思いつかない。あの若い奥さん亡くなったらあの旦那、あの子幸せにできるだろうか。悪魔や死神がいるのなら、追い払ってやりたい。と、周りを見る、いつものような病院の風景しかない。まあなんて世の中には病院の世話になっている人が多いのだろう。老人半分、中年、若い人、外国人半分。外国人が多くてびっくりした。健康保険あるのだろうか。知らない国での病は心細いだろうな。と、あれこれ考える。仕事以外のことをこんなに考えたのは久しぶりだ。さて、自分のことだ、肺の状態は悪く半分は壊れて使えないそうだ。原因はタバコ。家に帰り買い置きのたばこを全てゴミ箱に、未練にもいくつか残しておこうかなどと考える。それがすべてを台無しにすると思いなおし、捨てた。つい去年の6月までは、飯はうまい、酒も旨い、たばこも旨い、これでどこか体が悪いんだろうかと、思うほどだったのに、今日までの結果を見るに、私の体、ぎりぎりまで頑張ってくれてた、自分の体に感謝、生まれて初め てこんな気持ちになった。ありがとう。