令和6年度予算特別委員会
今日は【民生費】②
「発達検査について」
発達検査とは、子どもの発達の段階や
状態を調べる検査のこと
発達障害であるかどうかを明らかに
するための検査ではなく
あくまで子どもの発達段階や状態を
全体や領域ごとにみるためのもの
とはいえ、近年発達障害の認識が
高まるのに比例して
発達検査を経て、児童発達支援に
早期につなげていきたいという
保護者のニーズが高まっています
港区で障がい児相談支援に係る
受給者数が平成30年度で320人だったものが
令和4年度では720人と倍以上に
発達に不安を抱える保護者が
多くいることが伺えます
大切なことは
子どもの特性を理解し
保護者が不安を指標に変え
場合によっては早期に
必要な支援につなげていくこと
そのためには支援体制が重要です
が、ニーズの高まりに対し
供給が間に合わない状況が
発達支援では
発達相談→発達検査→個別指導へと
つないでいきますが
港区では児童発達支援センター「ぱお」での
個別指導の希望時間が集中して
初回の面接を受けるまで
2~3か月待たないといけない状況が
幼児期の2~3か月は貴重
早期に解消できるよう取り組んでいただきたいと
令和5年9月の議会で要望
区はその後解消に努め
現在1~2か月待ちの状況にまで
今回の委員会では引き続きの取り組みを
お願いし
加えて
東京都の来年度予算で
発達検査の人件費や外部委託経費等に対し
緊急支援費を実施する予定なので
これを活用しながら人員の拡充に
つなげていただきたいと要望
答弁では、東京都の補助事業も
活用し、拡充に取り組むと
よろしくお願いします
子どもの体感時間は
大人の6倍以上と言われます
2ヶ月は大人の1年に匹敵
子どもはそんなに待てまへんで
子どもたちの笑顔のために
これからも頑張りまっせ