岡山県倉敷市船穂町 高瀬通し 一ノ口水門。 | 水辺の土木遺産

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水辺の土木遺産、冠水橋や流れ橋、石橋やレンガ樋門など、自転車で見て回りながら、ついでに狛犬なんかも追いかけています。

県道279号線を通ってショートカット。

 

 

途中からの振り返り。

正面に見える橋は山陽自動車道ですが、

下を流れる用水路、本来ならここにも大正の良い水門があるのですが……

……すでに真っ暗で、降りても接近が大変だし、

ろくに見ることもできないでしょうから、残念ながら、ここは通過。

 

 

そしてこちらが一ノ口水門。

……の上部構造物のシルエットだけだと分かりませんね。

 

 

横に回り込むとこんな具合。

本当に真っ暗だったもので、何枚も写してこれが精一杯。

 

 

そうしてほぼ正面から。

前回訪問時の分、……なぜか一ノ口水門を書きそびれたようなのですが、

高瀬通しは200年前のパナマ運河式の閘門運河。

江戸時代の日本にも、これだけのものを作る技術と知識があったのです。

 

高瀬通しに対する思いは、対になる又串水門に書いているので、

詳しくはこちらを読んでいただければ……と。

 

次回の高瀬通しの又串水門で2018年訪問時の分は最後になりますが、

自分のブログを確認しなおして、前回訪問時の一ノ口水門が未紹介の場合、

一ノ口水門と、もう一つの岡山の江戸期の閘門も紹介しないといけないかも……。