
今日は昨日に引き続き・・・
商品の具足の御紹介っ


この具足、な、な、な、な、な、なんとっ

徳川家康の沢山の家臣団の中の
28人の重臣達は
徳川二十八神将として
日光東照宮に祀られていますっ

更にその28人の中からっ

4人の武将達は
徳川四天王と呼ばれていますっ


その四将の中の一人



井伊直政(いい なおまさ)公 上の版画の下の段、右端

に関係する具足なんですっ

なぜならばっ


こっ、こんな、ふる~い紙が
具足を収納する箱を櫃といいますっ

この櫃の中から、出てきちゃいましたっ

木俣多十郎(きまた たじゅうろう)具足
と、書かれていますっ

しかも櫃の家紋と最初の具足の写真の家紋が・・・
これまた一致っ

更にっ

木俣という武将を
Wikipediaでちょちょっと
調べたら・・・
か、か、簡単に出てきちゃいましたっ(笑)
井伊直政公が初代藩主である彦根藩(ひこねはん)の
現代でいうと滋賀県の辺りですっ

筆頭家老に木俣家の名前がっ

筆頭家老ですよっ

江戸時代の藩を現代の県で例えるなら、
藩主が県知事で
筆頭家老は副知事みたいなもんです

まあ知事と副知事は主従の関係ではありませんが(笑)
会社なら
藩主が社長で筆頭家老は専務って
とこでしょうか?
木俣家は井伊家の
第一の家臣って事ですっ

更に木俣家の家紋は
三ツ巴ですっ

具足の胴の家紋と櫃の家紋と
一致してますっ

その後、三つ盛鱗に変わったそうです。

しかし、江戸時代初期に変わってるんです・・・
この具足の時代は
江戸時代中期~後期。
う~ん、謎ですね・・・
このミスエリアスな感じが
古美術品、歴史の
浪漫ですね
