私の親孝行

 

 私は、不動産賃貸業を、今年で39年やって

おります。私は、本年66歳であります。とは、

言っても、親の稼業を継いだだけですが。

今まで、言った通り、私は、小さい頃から、

統合失調症の病気でした。ダウン症、自閉症

と言ってもいいでしょうか。こんな私ですから、

小学生の時期から、両親に散々、迷惑をかけて

しまったことは、想像に難くないと思います。

えげつないこと、非常識なことばかりやってた

ごくつぶしの私でした。でも、また、例のパターン

の文章になりますけど、昭和61年、実に、27歳

の時に、やっと病気が落ち着いて、まともになった

私でした。この時から、私は稼業を継ぎ、父と

二人で、チームワークをびっしり合わせ、毎日

汗水流して働きました。厳密に言うと、知り合いの

協力者も何名かおりましたのですが。でも、母は

昭和62年に逝去してしまいましたが。私は父と

平成26年まで、28年も一緒に仕事しました。

私は、昔の迂闊にもやってしまった、しくじりの、

加害者意識に、今でも、悩まされますが、私は、

親孝行を充分やったと思います・・。云うまで

もなく、平成26年に、父は鬼籍に入り、それ以降

は、姉が父の後がまになって、現在に至っております。

私は、現在も、病気だったころ、肉親を始めとして、

迷惑ばかりかけていた周囲の人たちに、只、申し訳ない

としか言いようないです。私が、40代の頃、ジ・アル

フィーの唄で知ったのですが、♪この世から、全ての

罪が消えることはないだろう、だから、現在を一生懸命

生きるしかないのさ・・ と、あります。私は、本歌を

むかしから、心の中でリフレインしております。

 

 

 

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