今だから言えること

 今回のブログは、だいぶ昔、以前にも

書いたことあるけど、また書きます。

 人は、弱輩の頃は、大なり小なり、

「人間は、いつかはしぬのに、なんで、

わざわざ生まれ、生きてゆかねばならない

んだろうなー。」ということを考えるもの

だと思います。弱輩の時期は、何かと、

情緒不安定を持て余してるものです。

私も、小さい頃から、過保護に育てられ、

妄想が、強かったので、このことで、私も私

なりに悩みました。若い時は、死について、

論じた、哲学らしき書籍、宗教らしき書物、

そして、文学など、私なりに懸命に読んだ

ものでした。私の両親、祖母、叔母などは、

「そんなこと考える必要ないよ。つまんない

こと考えてる暇あったら、勉強しなさい。

部屋に掃除機でもかけなさい。」って言われ

たっけ。私は、当時は、人は、何か知らんが、

50代、60代、70代・・と年を取ってくと、

仏教でいうところの、悟り・・とやらが、自然

に身に付いて来るものなのだろうか、と漠然と

考えていた。そうこうしてるうちに、私も、いつ

のまにか、今年で、御年65である。私は、まあ、

こんなもんだろう、と思っている。勿論、私は、

今だって、しぬのは恐い。故立川談志師匠は、

「にんげんは、なぜ生きなきゃなんないかと言うと、

死なねえからだよ。」と、言ったという。私は、

現在の定職を、もう、37年もやっているが、

これからも、自分の、仕事、義務、ノルマ、ルー

ティンを果たし続けてゆけば、私も、自然に、お迎え

が来る時は来るかな。

 

 

 

 

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