私は、個人的には、稲垣潤一氏の
「夏のクラクション」かなぁ。1983年
(昭和58年)に、エクスプレスから、発行
された、氏の5枚目のシングルだそうですが、
私は、当時は、本曲をまるで知りませんでした。
そのころ、私は、まだ、病気が一級真っ只中であり、
施設に細々と通っており、歌を聞いてられる余裕
なんかなかったのです。でも、1986年から、
やっと、病気が快晴に向かった私は、ようやく、
人生の春を迎えたわけで、レコードを聴くのが、
楽しくて仕方なくなったわけですが、1988年
の秋季頃、稲垣潤一氏のLPレコ、「J・I・」を購入
し、本曲が入っていて、私は、初めて、聴いたのです。
本歌は、夏が終わって、彼女とも、これで、おしまい
という哀しさを唄った内容なのですが、私が、本歌を
聴いたのも、ちょうど、暑い、活動的な夏が終わり
つつあって、気候が落ち着き、涼しくなって来た頃
なので、なぜか、私は、毎年、秋になると、本歌を
懐かしく想い出すのです。本当に、寂しい時節柄に
なったなあ、という気持ちを、本歌は、よく表現してる
と思うのです。ちなみに、1988年といえば、私は、
映画は、「ロボコップ」「帝都物語」「火垂るの墓」
「四月怪談」「めぞん一刻完結篇」「ヒドゥン」。
これらの映画も、未だ、はっきり憶えております。
その翌年、昭和天皇崩御となったのでした。