1967年(昭和42年)、オンエア
だった、藤子不二雄原作の「パーマン」
ですね。ドジで、勉強もスポーツもパッ
とせず、只、家庭が中流だというだけの、
少年、須羽満夫が、ある日、彼の性格が、
底抜けに善良だというだけで、スーパー
マンから、超能力を発揮できる、パーマン・
セットを与えられ、世の中の正義と平和の
ために奉仕しろと、任務を授けられるん
ですね。彼は、青いヘルメットを被ると、
力は6千6百倍、大変な力持ちになります。
赤いマントを両肩に羽織ると、時速91キロ
で飛行できるようになります。満夫君は、
仮面ライダーや、セーラームーンみたいに、
やがて、仲間も次々増えて、陰謀団を退治
したり大活躍しますが、彼は、スーパーマン
に、自分の正体を、家族や周りの者に、絶対
言うなと固く、口止めされており、いくら、
自分が実績挙げても、やはり、家族からも、
学校からも、見損なわれたまま。縁の下の
力持ちが、つくづく嫌になった、満夫君は、
何度もパーマンを辞めたがり、最終回、とうとう
彼は、「僕は、今度こそ、本当に、パーマンを
やめる!!」と、パーマン2号、パー子、パー
やん、パー坊に告げます。しかし、太平洋の
どこだったか、大きな旅客船が大嵐に遭遇し、
沈没寸前になります。その、ニュースをTVで
知った、満夫君は、「僕の知ったことか。」と、
無視しようとしますが、やはり、根っから、
正義感が強く、思いやり深い、満夫君は、頭の中
が矛盾と葛藤だらけになり、決断して、パーマンに
変身して、現場に駆け付けるのでした。これが、
パーマン、最終回のあらましです。
当時、パーマン=須羽満夫の声を、当ててたのは、
三輪勝恵さん、と言う方で、この方は、つい最近
亡くなったと、ネットのニュースで見ました。
この方は、声優になる前は、小学校教師だったそうです。
この方は、昭和58年頃は、「あさりちゃん」の、
主人公役も有名でした。パーマンは、平成に入って
からも、リメイクされたそうだけど、それは、小生、
見てません。