私は、若輩の頃は、目上の方たちから、
「人は、あらゆる場所の一切の俗事が、即、
修行の場所である。だから、自分に与えられた
仕事、責任、義務は、何でも、意欲的、積極的
に取り組みなさい。」という教えを受け、私は
当時、いたく感銘を受け、何でもかんでも
その通りにした。私も、当時は、夢を持って
いたから、「全ては、将来の夢のためだ」と
思って、どんなに辛い職務でも、歯を喰いしばって
黙々果たした。でも、結果として、私はどうだった
のだろう???私は、夢なんか、全然実現しなかっ
たし、結婚もまるで出来なかったし、いくじなしの
正確も、そのまんまだった。でも、誤解しないで
欲しい。私は、別に、当時の目上の方たちのせいに
しているわけではない。私は、自分の都合のわるい
ことは、自分のことを棚に上げて、他人に責任転嫁
するなんてエゲつないことする男ではない。じゃ、
私は、何を言いたいのかというと・・自分でも我ながら
釈然としないのだが・・。私は、若輩の頃は、ただ、
理屈屁理屈ばかり、頭にギューギュー詰め込んで
ばかりで、実際の実力が身に付く修行は、何も
やらなかったのだろうか。具体的なことは何も
やってなかったのだろうか?でも、少なくとも、
私は、現在の定職を36年やっている。ま、こんなもんかな?
オレ、何んか、高望みでも、し過ぎたのかな?