最近、一人静、という花があることを
知りました。堀内孝雄氏の歌詞カードを
何気なく読んでいると、氏の歌に「恋文」
というのがあり、1991年(平成3年)頃、
NHKでオンエアの歴史ドラマ{源義経}の
主題歌だったそうです。歌詞に、一人静という
単語が何回も登場します。私は、この花が何か
気になり、今、調べております。一人静という
花の名まえの由来は、源義経には静御前(しずか
ごぜん)という最愛の恋人がいたのですが、
源義経は、兄の頼朝と意見が合わないとかで、
追放になってしまい、したがって、静御前とも、
永久に逢えなくなってしまいます。彼女は義経
の子を身ごもってたのですが、頼朝から、「女
の子だったらいいが、男の子だったら殺めてしまえ」
と命を受け、残念ながら、生まれた子は男の子で、
男の子は、泣く泣く、川に沈められて亡くなるの
でした。したがって、一人静という花は、最愛の
彼を失った悲しい女性の象徴なのです。
堀内氏の例の唄の歌詞の一部を紹介します。
♪悲しみだけが もしも運命なら
過ぎゆく季節を 止めてみたい
年老うだけの そんな はかなさで
生きてゆくのが 一生ですか
あなたの心と同じ河
わたしを流してくれるなら
たとえ抱かずとも たとえふれずとも
一人静の花になれる
たとえ逢わずとも たとえ離れても
一人静の花になれる
私の場合は、男一人静でしょうか・・・。
やっぱり、皆さん、気色わるいですか。女の人
がいうならともかく、男が言うべきものでないですか。
言うまでもなく、私は、舞 悦子さんが忘れられず、
星崎アンリさんにも恋してるわけですが、逢おうにも
逢えないですから。