私は、若い頃から、読書は好きであります。
現在は何を読んでるかというと、多読のため、特定の
書籍は思いつきません。
処で、池上 彰さんの著書は沢山所持してますが、
この前、読んだ本に、氏は、「最近の総理は教養がない、
例えば、元総理の小泉純一郎さんなんか、好きな本は?
と尋ねると、沢山の時代小説を挙げるのだが、あの人は、
この本は面白い、あの本は面白くない、とかしか、もう
言わない。じゃ、どこが面白かったのか?と聞くと、もう、
何も言わない・・」と、言ってたのが、気に泊まりました。
私は、本というのは、読んでみて、「面白かったなあ」とか、
「感銘を受けたなあ」という観念を得るだけで良いと思って
たのです。小泉さんの言ってることが、もっともで、池上さんが
間違ってると言いたいわけではありませんが・・。確かに、
本は熟読するのが大切なのは勿論ですが・・。私も、本を
読んで、分析的なことは、殆ど言えません。私は、池上氏みたく、
本の、どこそこが面白かったのか、ちゃんと的確に言える人が
羨ましいです。こんな私を、「要するに、あんたは本という
やつを素読で済ましてんだね」「つまり、本読んでも忘れちゃうん
だね」と、言うかも知れません。そんなことはありません。