私は、唄も大好きですが、映画も大好きであります。
私が、永いこと、利用している地活(地域活動センター
の略です。)では、毎週木曜日のレクリエーションは、
映画会であり、利用者がリクエストする映画を、ユーチューブで
かなり巨大なインチのTVで、センター内で、利用者の人々も、
所員さんも、一緒になって見るのです。私は、今迄、
劇場版クレヨンしんちゃんシリーズの何作目かと、バック・
トウ・ザ・フューチャーシリーズの何話目かを、オファー
して、いずれも、みんなで、諧謔して見ました。
所員さんは、アラサー位の女性の方ですが、彼女は、
利用者に、今度は何を見たいか、訪ねてきました。
すると、利用者の一人に、私と同い年位の女性Aさんが
いるのですが、「私は、若い時見た、{砂の器}が、
また見たい、当時、私はワンワン泣いた。」と
オーダーしました。本映画は、1974年(昭和49年)
松竹で封切りになった映画であり、私は、その数年後、
TVのゴールデンタイムで、初めて見たのですが、
私も泣きました。(笑)私も、右にならって、「うん、
僕も、久々、その映画、また見るかな。」と言いました。
ところが、肝心の所員さんが反対するのです。
彼女は、「私は、あまり古すぎる映画は見たくない。」
というのです。彼女は、昭和の末のお生まれと思う
けど、私やAさんより、一回りも二回りも世代が下の
お方です。結局、{砂の器}は没になりました。
私にしてみれば、昭和49年ったら、そんなに古くもないと
思うのですが、年齢差を感じたのは、この時かな。