美輪明宏さんは、言うまでもなく国民的業界人ですね。

  私は、氏は勿論、60~70年時代、初等教育の頃から

存じておりました。当時は、何する人なんだろう?男性なの

かな?女性なのかな?くらいの認識しかありませんでした。

 只、歴史上の人物、天草四郎の生まれ変わりとか言われ、

私が、初等教育時代はオカルトブームでしたから、私は「ホ

ンマかいな?」と思ってました。私は、アラフィフに入った辺り

から、氏に好意的な意味での関心を持つようになりました。

氏の「ヨイトマケの唄」を、ちゃんと音源(美輪明宏ベスト・アル

バム、勿論CD)で聴いたのが、この頃でした。本歌は小さい頃

聴いたことあったかも知れないけど、初めて、ちゃんと聴きまし

た。私は、実は、知人から、この唄、あなたにハマってるみたい

だから聴いてごらんと奨められたのです。本歌は歴史に残る

名曲です。私は、涙ぐみそうになりました。また、この時、私は、

初めて、氏が元祖シンガーソングライターだとも知ったのでした。

 実は、私は、氏の著書は朝日新聞出版の「おだやかに生きる

ための人生相談」一冊しか、まだ、書籍を読んでおりません。

 私は、氏に、なぜ魅かれるかというと、氏がインスパイア的な

話しを語ると妙にリアリズムを感じるからです。普通、こういう話し

を聞かされると、「バカなこというな!!」「下らん!!」「新興宗教

の話しかよ!??」で、一蹴されて終わりなのですが。

誰だって、神様だの天国だの幽霊とかの説得力の出来るだけある

合理的な説明は聞きたい処だと思います。何というか、それが

比較的出来る方が美輪氏だと、私はお見受けします。

氏にしてみれば、「私を、勝手に理想化してもらっちゃ迷惑よ!」って

処でしょう。氏も「私は、霊能者でも、新興宗教の開祖でも何でも

ない!」と、はっきり仰ってます。ただ、私は私なりに唯心論者であり、

私は、氏を尊師と仰ぐからです。氏は、あの三島由紀夫とも友達で

あり、トある日三島由紀夫が、氏の自宅に遊びに来て、雑談してたト。

すると、突然、氏は、「三島ちゃん、あなたのうしろに霊が見えるわよ!

そう、磯部浅一よ!」と騒ぎ出したとな。磯部浅一とは三島由紀夫が

もっとも尊敬する、2・26事件の最高首謀者である。やがて、三島由紀夫は

1970年(昭和45年)、自衛隊基地乗っ取りをやらかして、自害したのだった。

私は、この逸話を信じる。また、話し変わって、氏は同性愛者の気持ちも

よく理解してるらしい。私は、同性愛者なんて気持ちわるくてイメージ

湧きません。でも、私は、自分の見識を広げるためにも、氏の著書を

参考にして、私なりに同性愛者を少しずつ理解を広げてゆこうと思います。

 また、私自身も、生まれながらにハンディを背負った者です。所詮無理

かも知れないけど、氏にじっくりカウンセリングして頂きたいですね。

また、黒柳徹子女史、瀬戸内寂聴女史も、同じ感想を私は持ってます。

私も氏も、いずれの方も結婚離婚の経験ありません。