私の様な一介の小市民老人が、こんな事言ったって
説得力ないだろうけど・・。
したくもないし、されたくもない。私も働き盛りの30代、40代
の頃は、告白される寸前まで行ったことが、そりゃ、何回かあった。
蓼食う虫も好き好きとでも何とでも言ってくれ。
しかし、決まって、私が、その時、まず考えるのが
「失敗するのではないか」、というイメージでした。
私は、いずれの女性も、表面そこそこの付き合いしてるうちに、
彼女たちは、いつの間にか私の前から消えていった。
私は、能力がないのだ。
私のせいでも誰のせいでもない。
にんげんは何のために生まれてくるのだ。
にんげんの運命は、その人のこころの想いと行いが作っていく
なんてのは、おれにとっては嘘だった。