どーにも、原因不明で倦怠感強いんだよなア。

 年だからなぁ。

 いや、生きること捨てちゃいけない。

 ひとは、いつか死ぬ。でも、生きること捨てちゃいけない。

 にんげんは、命ある限り生きるのだ。

 

 私が、人生において、一番懐かしいのが昭和末、平成始めである。

 私は、小さい頃から病気であり、漸く、病気が殆ど直ってまともな奴

になれたのがこの時期である。・・このことは、今迄くどい程書いた。

 私は、人生で行き詰まりを感じると、病気の直った昭和末を想い出す

ことにしてるのだ。私にとっては、初心忘れるべからず、とじぶんに

言い聞かせるためだ。それだけ、病気だった頃は毎日が地獄だったが、

直った時は、私は、まわりのあらゆるものが光り輝いて見えた。

まわりが、楽しいものだらけ、生きがいだらけになったのだ。

そして当時、日本はバブル景気だったのだ。私は、未だに当時を

想い出すと郷愁の余り泣けてくる想いである。

 

 私は、大の映画オタクになった。88年に入って、頻繁に

映画館に足を運ぶようになった。「ロボコップ」「帝都物語」「ラスト

エンペラー」「となりのトトロ」「火垂るの墓」、「うる星やつら 完結篇」

「めぞん一刻 完結篇」、「AKIRA」、「ウィロー」「ガンダム 逆襲のシャア」

「四月怪談」「ヒドゥン」「ぼくらの七日間戦争」・・ ああ、もう、泪がこぼれる。

 殆どが、SF物とアニメ映画である。私は、子どもの頃からSF好き、アニメ

好きである。私は29歳だった。

 

 その他、映画以外は当時何あったっけ?書籍では「塀の中の懲りない

面々」「サラダ記念日」がベストセラーなったっけ。それと、これはコワイ

事件だけど、えー、日本のどこだったか、キヌタ中学校で9事件って

あったな。あとペレストロイカとか、24時間戦えますかとかリクルート事件

とか、ドイツのベルリンの壁崩壊とかあったな。、

 

 88年は昭和63年。年末に裕仁陛下がお身体わるくされ、次の年

の2月に、昭和天皇崩御となったのでした。