週刊少年マガジン、昭和46~48年、永井 豪氏が「デビルマン」
連載しておりました。いままで、ギャグマンガ専門に書いておられた
氏が、シリアスなSF劇画も執筆するようになったのだ。
僕は{妖鳥シレーヌ}篇が特に好きでした。僕はシレーヌの
大ファンだったのだ。彼女はデビルマン(不動 明)の刺客として
登場するのですが、ま、返り討ちに遭うんですがね。でも不動
明は大変な辛勝だったのだ。彼女は妖獣だから勿論凄い武器を
沢山持っており、非常に残虐だが、原型は非常に美形美女
キャラである。そして元々原人だから裸に近い恰好。
両者は真夜中、山奥(場所は何処か分かんない)で死闘と
相成るわけですが、永井 豪氏は、殺られの美学書かせたら
ピカ一だなー、と当時、中学生の僕は読み耽ってました。
シレーヌは不動を散々追い詰めるわけですが、不動の相棒
の了(苗字忘れた)に鉄砲で撃たれて大流血したのを皮切りに
徐々に逆襲され、哀れ(?)彼女は血だるまに・・
しかし悪役のくせに、最後の最後まで勝負と誇りを捨てない
妖鳥シレーヌ!!
これ以上はネタバレになるから、やめます。
僕は、美形美女キャラが散々虐待受けるマンガや映画も
好きであります・・。エロチックなもの感じます。
美しい花があると、思いっきり踏みにじりたくなる心理が
あるものですね。
本編のストーリーは、90年代今頃になってOVA化された
ことあります。シレーヌの声は榊原良子女史。風の谷の
ナウシカのクシャナ女王等、女傑の役が多いひとですね。
それと本作は2000年代に実写化されたことも
あるそうですが、僕はマンガの実写化はすきで
ないから見てないです。